大人のための新オーディオ鑑賞術―デジタルとアナログを両立させた新発想 (ブルーバックス)
- 講談社 (2009年6月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062576413
作品紹介・あらすじ
デジタル音楽をアナログ重視で楽しむ!何千曲もの音楽作品をファイルで管理し、手軽に楽しめるのがデジタルオーディオの魅力。でも、圧縮による音の劣化、ファイル形式の違い、コピー防止技術など、様々な壁もあります。本書では、こうした壁をサクッと乗り越えて、音楽を本当にいい音で楽しむ「大人の方法」を目から鱗の新発想で提案します。「デジタルを使いアナログを楽しむ」画期的新ガイド。
感想・レビュー・書評
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これを読んで
(1)CDを全部FLAC形式でPCにいれ
(2)FOOBARで再生し
(3)USBオーディオインターフェース(2000円)の出力を
(4)昔いただいたメインアンプに直結して聞く、
(5)すばらしい音です。
副産物
(1)HARDOFFで2100円のパイオニアのブックシェルフスピーカー購入。いい音。
(2)クラシックのCDを買いまくらずNAXOSに月1980円払い35000枚聴き放題。
音楽人生変わった。ありがとう。詳細をみるコメント1件をすべて表示-
diver0620さんこんにちは。USBオーディオ・インターフェース実践されているのですね。NAXOSって初めて知りました。こんな活用方法もあるのですね~。なんだ...こんにちは。USBオーディオ・インターフェース実践されているのですね。NAXOSって初めて知りました。こんな活用方法もあるのですね~。なんだか、また楽しみが見つかった感じです。2011/07/19
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547-T
閲覧新書 -
パソコンなどで音楽を再生してたのしむ状況に合った音楽鑑賞のありかたについて、著者自身の見解をまじえながら解説している本です。デジタル・データとして音楽ファイルを管理し、じっさいに音をつくるアナログ部分の機器にこだわるというのが、著者の基本的なスタンスといってよいかと思います。
オーディオ・ファイルにかんする基本的な知識がまとめられており、個人的には有益でした。その一方で、2009年に刊行された本ということもあり、CDリッピングなどの方法やそのためのソフトウェアについての解説なども含まれていて、その部分は飛ばし読みですませてしまいましたが、オーディオ・ファイルについて基本的なことを知りたい読者にとっては、いまでも手にとる価値があるのではないかと思います。 -
この本のおかげで自分なりに快適な気持ちで音楽を聴けるようになった。
いまでもたまに読み返して初心にかえることがある。 -
本書では音楽データの形式、携帯プレイヤー、CDからのリッピング、アナログデータの変換、楽曲の保存方法、再生環境(スピーカーやアンプ)といった事柄が取り上げられています。音楽やオーディオに興味がある方におすすめです。
(電気電子工学科 B4) -
S547.33-ブル-B1641 300034238
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敷居が高く感じられるタイトルだが,読みやすい語り口で,専門用語も丁寧に説明してくれて,むしろオーディオに対する敷居を下げてくれる本だと思った.複雑で種類が多く,値段も張るオーディオ機器も,「なんだ,こんなに気軽に始められるのか」と気付かされ,自分がオーディオとどう向き合っていけばいいかの見通しがつきとてもわくわくした.音質に対する誤解,近頃の音楽制作の現状など,興味深い内容も多く,とても中身が濃い.
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資料番号:011111812
請求記号:547.3タ -
オーディオマニアのための本ではなく,いたってまともな理系な人が理解できる本.コストを抑えて良い音を得るための具体的な方法が記されている.著者の解がベストではないと思うものの,考え方はわかりやすい.自分なりの方法を見つけてみよう.
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PCやその周辺機器の機材、またメディアの容量については記述が古くなってしまっているのは仕方がないことであるし、本書が出てから、iTunes StreのDRM廃止&ソニー系レーベルの参加というビッグニュースが続いた中、あえて3年半ほど前の本書を読んでみた。
大いに納得である。同じ音楽を聴く人によって違う。聴く環境、音感、リズム感、重視するポイントなどから、同じ曲が好き、といっても推しのポイントは変わってくるし、逆に好き嫌いの分かれ目も出てくる。
元アマチュアドラマー(ドラム歴5年、ブランク20年)としては昨今の打ち込みドラムによるレコーディングや、TVでのあてふりには少し食傷気味だったのであるが、その当たりも書かれていてなんともスッキリはできなかったが状況は理解はできた。
そしてデジタル機材とアナログ機材。
アナログ機材として、80年代の59,800円クラスのプリメインアンプは当時高校生だった自分の高嶺の花としてよく覚えております。入門に買うには非常にバランスのいい製品が各社からラインナップされていて、「ハズレのない」製品が揃っていた製品群でした。
デジタル音源についても、ロスレス音源を薦めてはいるものの、イヤホン鑑賞ではその性能を発揮できないからと、ロッシ-ファイルでの携帯プレイヤーの利用を薦めるなど非常に縦断である。
また、オーディオパラノイアにありがちの、ケーブル問題は、ばっさりと「デジタルは信号の伝送がエラー訂正が行われて速度が保たれているならば、ケーブルの品質にはよらない。保存している記録メディアにもよらない」と言い切っている。
この考え方がまたいいですね。無駄にお金をかけない。デジタルが確実に伝わるところは確実さだけを確保すればよく、かといってアナログ部分にも青天井に機材を投入するのではなく、個々人の好みの音を作っていこうという、この姿勢に共感しました。