英語で読む高校世界史 Japanese high school textbook of the WORLD HISTORY

  • 講談社
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本棚登録 : 116
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062205573

作品紹介・あらすじ

高校教科書『世界史B』(東京書籍・2012年版)の英訳版。
グローバル時代の一般教養として「世界史」の重要性が唱えられていますが、日本語で学んだだけの世界史知識では世界で通用しません。例えば、これを英語で言えますか?――新石器時代、インダス文明、正統カリフ、十字軍、無敵艦隊、名誉革命、南北戦争、宦官、義和団戦争、鎖国、明治維新・・・。 Aristotle、Confucius、Charles the Greatとは誰のこと? 世界史の大きな流れと基礎知識を英語で学びなおす、ビジネスマン、大学生・高校生の必携書です。
また、日本の世界史教科書は、最新の学説を取り入れつつ、自国史に偏らない客観・公正な歴史観、バランスの良い記述で、他国に類を見ない良質の「世界史概説書」でもあります。本書は、日本から初めて世界に発信する「新しい世界史入門書」となるでしょう。本文はすべて英文、人名・地名・歴史用語には日本語ルビがついているから、すらすら読める! 地図・写真を多数掲載。英語索引、日本語索引を完備。

感想・レビュー・書評

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  • 平易な文で読みやすいが、文章の質や正確さまで評価できない。某ecサイトレビューで誤訳の指摘があるので、山川の英訳本も手に入れたい。

  • 高校教科書「世界史B」(東京書籍)(2012)の英訳版。

  • Wold History is one of the common languages between a wide variety of people in our international society. It would be quite easy to read all the texts in plain English on the book, so let's take a dive into the sea of the world history! (Ryohei)

  • 高校教科書『世界史B』(東京書籍・2012年版)の英訳版。とにかく平易な英語で書かれているので、理解しやすい。

    ただ理解のしやすさは、英語が平易だから、というだけではないと思う。教科書だから、基本的に史実が時系列に記されていて、抽象的・論理的思考を要求しないように書かれている。それもまた、理解のしやすさにつながっているのではないだろうか。しかしそのような叙述は本書がめざすであろう「歴史的思考力」からは離れるものであって、それはそれでいいのかという気持ちは沸き起こる。

  • 読み応えがあった。英語はネイティブのそれではなく、ジャパニーズ・イングリッシュである。内容は定説そのものであり、従って英語でも、内容を理解することはそこまで難しくない。英書の樹海に分け入るのは日本人にとりハードであろうが、この本は日本の社会で通行している歴史の定説が内容だから、基本的な英文にある程度慣れているなら、読解はさほど辛いものではないだろう。裏を返せば、英語とはいえ、日本の外に出て外国に対峙するとは言えない読書となろう。よって、望むらくはこれを足がかりとして少しずつ外国に目を向けるのが良い。

  • 帰国子女である息子(小6)のために、父が購入してくれた一冊。
    私も社会人の教養として、通読に挑戦するか。

  • 正直なところ通読できてはいないが、国際人としての教養を日本の高校教科書の内容で、かつ英語で身につけるという考え方は興味深い。
    加えて、ボランティア等々でこつこつ翻訳を続けられてきたようなので、なかなかな偉業であると感動した。

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著者プロフィール

1947年 熊本県生まれ
1980年 東京大学大学院人文科学研究科博士課程(西洋史学)修了
現在 東京大学名誉教授
西洋古代史。『薄闇のローマ世界』でサントリー学芸賞、『馬の世界史』でJRA賞馬事文化賞、一連の業績にて地中海学会賞を受賞。著作に『多神教と一神教』『愛欲のローマ史』『はじめて読む人のローマ史1200年』『ローマ帝国 人物列伝』『競馬の世界史』『教養としての「世界史」の読み方』『英語で読む高校世界史』『裕次郎』『教養としての「ローマ史」の読み方』など多数。

「2020年 『衝突と共存の地中海世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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