さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1075
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062201001

作品紹介・あらすじ

東京海洋大学の客員准教授にして、名誉博士号。キリン氷結のCMではスカパラと共演など、ノリにノッているさかなクンが、ついに自叙伝を刊行! 自らの生い立ちから、小学生時代、中学生時代から現在まで、魚や生きもの達との出合い、友人達との出会いを赤裸々に語ります。

感想・レビュー・書評

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  •  小さいころから絵を描くことが大好きで、友達が書いてくれた絵からタコに興味を持ち始めて徐々にお魚のことも好きになって、今のさかなくんにつながっている。
     この本の中でほっこりしたエピソードに中学生ぐらいのさかなクンが少し怖い高校生ぐらいのお兄さんたちと釣りに行って仲良くなったということが紹介されていました。そして反対に学校でいじめられている友達とも釣りに行ったりと、好きなお魚でいろんな人たちと友達になれるなんて、とてもマネ出来ることじゃないし、とても素晴らしいことだと思う。
     またあのハコフグの帽子には、ハコフグの健気な生き方から勇気をもらえるように被っていることも知りました。
     さかなくん自身が自分は少し変わっているといってますが、個性的で好きなことに囲まれて生活されているのはとても魅力的だと思う。
     この本を読んでますますさかなクンを応援していこうと思いました。
     ルビのふられている本ですし、いろんな人に読んでほしいです。

  • ちょっと待って、なにこれ、面白過ぎる。
    もう、全員読むべき。オススメとかいうレベルじゃない、読むべき、これは。

    これ、文章もさかなクンが書いてるのかな、特別上手いとかじゃないけど、すごく引き込まれるというか、絵が見えるというか、ストーリーがあるというか。

    まじで泣いた。

    もう、ずっと感動。

    さかなクンの夢中っぷりもかっこいいし、あとお母さんが温かく見守る感じも最高。

    いやー、びびった。
    何気なく読んだら、まさかこんなに感動するとは。
    まじかよ、なんだよこれ。
    さかなクン、素晴らしい!

    いつかまた読み返したいなあ。

    印象的なとこ
    おじいちゃんがタコを殺しちゃってさかなクンがショックを受けるシーン。本当に本気で心の底からショックを感じていることが伝わる。
    お母さんが、勉強しなさいとは一切言わず、温かく見守ってるとこ。
    ヤンキーに絡まれるけど釣りして仲良くなるとこ。
    お母さんがバスクラリネット買ってくれるとこ。
    テレビチャンピオンにでるとこ。
    進路夢を叶えるとこ。
    もう全部。

  • どんぐりFMでお勧めされていたことをキッカケに読むことにした。
    さかなクン母が居たからこそのさかなクンであること、同じ親としてそこまで子供のやりたいことを信じることは、本当に難しい。

  • なにがすごいって魚が大好きで勉強が疎かになる息子を止めなかったお母さんだと思う。大好きを追い続けて子どもの頃の夢を叶えたさかなクン。何かに夢中になれるってことは将来にはつながらないかもしれないけど、長い人生の中で無駄にはならない。そして周りのサポートがどれだけ好きを伸ばせるかということも学べる。読んでるこっちがワクワクしてくる本。

  • お魚さんの事が本当に大好きなんだなぁ〜。知らない分野だけれど、ワクワクしてくる!

    何事も自分で経験して、学んで欲しいというお母様の姿勢も素晴らしい。
    小さなお子さんにもオススメな1冊です。

  • 何気なく読んだ子ども向けのさかなクンの自伝。これがまた、感動しっぱなしで、ずっと胸にグイグイとこみ上げるものがあります。
    興味を持ったらまっしぐら。勉強はほったらかしでひたすら自分が感動したものにだけ夢中で取り組む子ども。そんな、ある意味難しい子どもを曲げる事なく真っ直ぐに育てとお母さん。このお母さんでなかったらさかなクンは存在していなかったと思います。
    彼にも報われない、先が見えない時があって、それでも自分のやりたい事と真摯に向き合った結果が、今の彼を作っているんですね。胸が熱くなる本です。

  • めちゃめちゃ良書。映画「さかなのこ」を先に観た。この本のほとんどの要素が映画に活かされていた。この本はすべての子どもたちに読んでほしい。さかなクンは、さかなクンのお母様素晴らしい教育の功績、人との出会い、などなど様々な要因で形作られたんだなぁ。何度も読みたい本。

  • さかなクンもすごいけどその環境を整えてあげてたお母さんが一番すごい
    なかなか真似出来ない
    だからこんなに好きなことにのめり込んで才能開花できたんだと思う
    私だったら子供がカブトガニの死体持って帰ってきたら絶対怒る笑

  • 図書館より。サカナくんの半生を書いた本。児童書だからか、言葉も難しくなくてサラサラと読みやすかった。好きなものを全てまるっと受け止めるお母さんがすごいと思った。水槽だらけの部屋になったり、畳が黒く腐ったら「もう!」のひと言くらい出てしまいそうなのに。「魚」を通して、人との関わり方だったり自分に向いてる向いてない仕事だったりを考えて学んでいく進み方はすごいと思った。

  • さかなクンの好きを否定したり止めたりしないで見守ったおかあさん、見習いたい…かなり自分には難しそうだけど、こどもの心が一番すこやかになるようにしたい。

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著者プロフィール

東京都出身。年齢は「成魚」。東京海洋大学客員准教授。お魚らいふ・コーディネーター、環境省地球いきもの応援団。豊富な知識と経験で、テレビ・雑誌・書籍・講演など、さまざまなジャンルで魚や自然・海のおもしろさを伝える、「魚の親善大使」である。「朝日小学生新聞」「小学三年生」での連載をはじめ、「おしえて!さかなクン」(角川つばさ文庫)「さかなクンのあいうえお魚くいずかん」(小学館)など著書多数。映画ドラえもん「のび太の人魚大海戦」(2010年)では、声優も務めた。『原寸大すいぞく館』では、本全体の構成、写真撮影のためのラフコンテ作成、文章の執筆を担当。その多彩な才能をフルに発揮した。

「2013年 『さかなクン ギョギョギョことわざカレンダー2014』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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