香港パク

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062196765

作品紹介・あらすじ

冷酷な現実を舞台にした8篇の“神話”。
待望の邦訳、江國香織さん賞嘆!
「人間を知るには、彼の作品を読めばいい」とノーベル賞作家ル・クレジオに評される韓国人作家、李承雨。本書は彼の代表作である短編集。八篇を通じて神話のダイナミズムを基調にした「人生という過酷な迷宮」が描かれ、それぞれに鮮やかな結末が用意されている。「生きることのミステリー」を存分に味わえる、〈東アジア文学〉の傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 文学

  • 何も知らない、韓国作家の二十年前の作品集。訳がいいのか、とても読みやすい。もちろん、少し引っ掛かる日本語はあるが...圧倒的な筆力。すばらしい!

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著者プロフィール

1960 年、全羅南道生まれ。ソウル神学大学神学科卒業。朝鮮大学教授。81 年、中編小説『エリュシクトンの肖像』を発表しデビュー。人間と宗教への根本的な問いや、また〈不在の父〉を主題とする作品などで大きな注目を浴びる。主要作品に『迷宮についての推測』『植物たちの私生活』『僕はとても長生きするだろう』『懐かしい日記』『私の中に、また何があるのか』『生の裏面』『人は自分の家に何があるのかをしらない』『尋ね人広告』など。大山文学賞、東西文学賞、現代文学賞を受賞。邦訳に「ナイフ」。

「2010年 『死海』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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