愛と涙と勇気の神様ものがたり まんが古事記

  • 講談社
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本棚登録 : 532
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062194761

作品紹介・あらすじ

【大人も子供も楽しめる! 可愛い神様キャラが大活躍する一大絵巻】

天岩戸開き、ヤマタノオロチ、因幡の白兎、海幸彦と山幸彦といった、子供のころに読んだ日本の神話はどれも古事記に掲載されているもの。古事記というと難しそうなイメージがありますが、実は個性的なキャラクターの神様が様々な愛憎劇や冒険活劇を繰り広げる、愛と涙と勇気の一大ストーリー。
そんな古事記を大人も子供も楽しめる作品に仕上げたのがこれ。活字の古事記につまずいた人でもすんなり古事記の世界に入れます。
イザナギ・イザナミの国生み、神生み~天岩戸とヤマタノオロチ~オオクニヌシの国作り~国譲り~天孫降臨~と、古事記の上巻(神代の巻)をあますところなく描き、巻末には中巻&下巻(人代の巻)のダイジェストも掲載。古事記の全体像もわかります。
また、コラムとして古事記の成り立ちや日本書紀との違いなど基礎知識や雑学ネタも紹介。楽しみながら古事記が身に付く、初めての人でもすんなり入りこむことができる全く新しいタイプの古事記です。

【本書の内容】
 古事記の名場面
 とってもわかりやすい神様系図
 古事記ができるまで
●其の一 イザナギ・イザナミの国生み、神生み
●其の二 天岩戸とヤマタノオロチ
●其の三 オオクニヌシの国作り
●其の四 国譲り
●其の五 天孫降臨
●番外編 中巻・下巻ダイジェスト
DJサルタのモヤモヤズバッと解決! 道開きQ&Aコーナー1~5
古事記と神宮

感想・レビュー・書評

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  • 夫の購入した本を借りて読んだ。
    「古事記」を漫画で分かりやすく描いた本。
    なんとなくは知ってる逸話がいくつか、劇画風ではなく可愛いキャラクターで神々が描かれている。
    とは言え、登場するのはガチの神様だから名前が難しい。
    この本も一読しただけでは何か覚えるのは難しい。

  • 途切れ途切れにしか知らない古事記を、まるっと知るにはうってつけの本。神様方の絵も可愛く、且つ、それらしく描かれていて良い。これは著者の古事記への強い想いが現れているのであろう。
    国生みの過程から、天の岩戸、八岐大蛇、因幡の白兎、海彦山彦の一連の流れ、神々様の超恋愛体質など実に面白い。また、おそらく現天皇の大和系と出雲系の争いによって、最終的に出雲系が大和系に下ったのであろう、国譲りの話など、この古事記がかなりの程度実際に起こったことを土台に書かれたものだと確信するに十分である。

  • スサヌオがヤマタノオロチを倒すところが、
    とても勇敢で、とてもカッコイイ!

  • 毎年、初詣に行き、旅行に行く際はその土地の神社でお参りする。
    しかし、全くその歴史や祀られている神様や、何をしたのかなど全く知らなかった。
    凄い神話であるけれども、その神話を元に今も神社が存在していて、建国記念日もあると思うと、長い歴史だと思う。

    こちらで初心者としての概略を知れたので、違う本も読み、古事記について理解を深めたい。

  • 古事記の内容を知らずに漫画から入ってみた。ところどころ理解できないところもあったが、漫画でなんとか最後まで読めた。国の成り立ちが分かりやすく書いてあり、意義深い本。

  • 古事記を読むにあたってブレイクスルーというべき本に出会いました。
    漫画版古事記ではあるのですが、歴史漫画の堅苦しさは全く無く、可愛いイラストで4コマ漫画を読むような感覚で読めました。
    活字で読んだ内容を見事に補完してくれ、とてもドラマチックでコミカルに描かれており、ややこしい登場人物がわかりやすくいきいきと活躍していく。
    ちりばめられた注釈もとても自然に、物語を止めることなく入ってくる。
    古事記の面白いところをこだわりを持ってダイジェストにした感じ。

    この本はとてもお勧めです。
    実際に当時小6の娘に読ませたところ、翌日には活字の古事記を図書館から借りてきて読み、その後の旅行で訪れた神社で神様について語るほどに。

  • 日本にはこんなに多くの神様がいるのだとと、びっくり!本書では、かわいらしい三頭身の姿で多数の神様が描かれています。
    古事記の不思議すぎる展開に作者がツッコミを入れているので、そのような受け止めでいいのだ、と気楽に読み進めることができました。
    日本の建国の神話について知っておきたいと長年思っていましたが、他の入門書では展開についていけず断念していましたが、本書は読み通すことができました。
    不思議すぎる展開も、読みにくい神様たちの名前も、数千年前の古代日本人の感覚なのだから、今のわたしたちには理解しくくくて当然。本書で気楽に読み進めてほしいです。

  • 妙に少女マンガチックな絵でもなく、
    劇画風でもなく(さいとうたかを先生風だったら逆に気になるけど…!)、
    ゆるくて可愛いイラストなので、子供にも読みやすいんじゃないでしょうか。

    なぜか、日本の神様の本なども結構あるのに、夫が買ってきた。笑

    色々読むと記憶が定着して…まぁ、いっか。笑

  • 神宮や神社、歴史の成り立ちの点と点が繋がる感じ。神様の数にもびっくり。あと3回くらい読んでみたい。

  • 愛と涙と勇気だけが友達ではない

    できーるだけ簡潔に、入門書として作成しようとした努力が感じられる。ということで、こっちもさらーっと読んだ。でも2周。1周に1時間もかからない?計っていないからわからないが、少なくとも180ページ足らずのちょっと文字が多い(とはいえ銀魂よりは少ない)漫画なので非常にとっつきやすいことは間違いない。助かった。電子書籍だったので実物はどうかというと、「14.9 x 1.5 x 21 cm(Amazonより)」なのでちょっと大きめの漫画本くらい?Gファンタジーとかあのへん。

    顔の区別は一部つきづらい。以前に出てきた神様かどうか覚えきれないこともあって判別が難しい。まあ正直細かいことまで覚えるための本ではないので、大勢がつかめればそれで良い気もする。

    ただ、なんらかの作品ではこういう風にこの神様は描写(描画)されている、という情報もあれば漫画絵をさらに楽しめた。この漫画絵だけだと誤解を招く可能性がある。神様の身長や風貌は資料に基づいているのか?いちいちググるのも面倒だからしらんが。

    スサノオだいぶクズだったw

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著者プロフィール

1977年、愛知県生まれ。イラストレーター。

「2014年 『親子で楽しむ!わくわく数の世界の大冒険 プレゼントBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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