- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062193887
作品紹介・あらすじ
さあ、行こう。これは僕らの最後の旅だ。一人と一匹が見る美しい景色、出会う懐かしい人々。心にしみるロードノベル。
感想・レビュー・書評
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有川浩さんという作家さんは企画力のある作家さんだと思う(この表現であってるのか?w)
ある事情により猫を飼い続けることができなくなった悟は飼い猫のナナとともに引き取り先を探す旅にでかけるのだが
小中高の幼なじみの視点から語られるエピソードにより悟のキャラクターを知り、そこに猫の視点からの『現在』が重なることでより深みが与えられ読者はどんどん悟を好きになっていく
そして猫の視点からみることで判明するナナを手放す理由
最後は悟の過去と現在を通して知る人物を登場させて怒涛のラストへ
なんか計算されつくしたストーリーと感じました
で、しっかり感動しちゃいましたw詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み進める毎に明らかになる主人公の過去と真相と猫視点から描かれる描写も面白かった。
どんどん先を読みたくなって止まらなくなった。
ずっとこのまま旅を続けて欲しい、物語が続いて欲しいと思ってしまう。
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猫好きにとっては、非常に感情移入できる話だった。久しぶりに本を見て泣きました。うちの猫もこんな気持ちで私たちのことを見てるのかな
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やっと読むことができた。
そして、やっぱりよかった!
ラストはずっと泣きながら読んだ。
旅を通して悟の境遇や人柄に触れ、ナナとの繫がりの深さも感じるうちに、この旅がずっと続けばいいのにと思った。
いや、二人の中ではもしかしたらずっと続いているのかも。 -
猫好きさんは読みましょう!
昔、うちで飼ってた猫もこんな風に思っていてくれていたらいいなと思いながら読みました。人と動物も絆は築ける。そう信じたい本です。 -
猫目線でつむがれる新しい物語。有川浩独特の世界観で猫の旅の様子が描かれています。
少し泣けるラストの展開もあり、あなたも旅したいと思うかも…!?(こん) -
2人の旅はどこか明るい。うちのネコも尻尾は7です。
動物物はやめて頂きたい、のが本音です。 -
猫目線の本は初めて読んだので新鮮でした!
序盤は人間下見に見た描写があってちょっと憎たらしいと思った悟の飼い猫(その時は飼い猫ではなかったけど)のナナも読んでいくうちに本当に悟思いでとてもいい作品でした☺️