なんとなく企画クリエイティブの仕事をしたいと思っている人のなんとなくをなんとなくじゃなくする本 なんクリ

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 269
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062185653

作品紹介・あらすじ

なんとなく企画クリエイティブの仕事をしたいと思っている人のなんとなくをなんとなくじゃなくする本。略して『なんクリ』です。
 放送作家、コピーライターなど、認知されている職種はあれど、企画の仕事は日本の産業界で確立された職種ではありません。だから、クリエイティブな仕事につきたいという願望は「なんとなく」にならざるを得ない。この本は、そんな企画を志す人たちに道筋を示すための本です。
 著者の福田敏也氏は博報堂出身の超一流広告クリエイター。カンヌ広告祭でアジア初の金賞受賞をはじめ、NY ADCや東京インタラクティブアワード等、国内外の世界的広告賞を数多く受賞しています。同時に、「宣伝会議」講師や武蔵野美術大講師も勤める業界の「センセイ」でもあります。
「企画を考える」とは、どういうことなのか。継続的に企画を生み続ける脳みそを育成するためには、まるで筋肉のように、脳みそを鍛えることが重要だと福田氏は説きます。そして30年のプランニング人生と10年の大学講師人生で組み立ててきた「脳みそを鍛えるための」具体的メソッドを解説していきます。企画を生み出す発想法や情報の収納法、戦略シートの書き方など、プロの人たちは、どんな考え方で、日々の発想に臨んでいるのか。できるかぎりたくさんの視点と考え方を開示することで、企画を仕事とするために必要となる、脳みその使い方をわかりやすく説いていきます。
 また、同時に、そのメソッドは、広報、プロモーション、商品企画、事業企画、サービス企画などの現場でどのように活用可能なのかも、それぞれのメソッドに紐づけて解説していきます。
 これまでありそうでなかった企画の技術本です。企画クリエイティブの仕事に憧れる学生や若いサラリーマン必読の一冊!

■脳を鍛えるメソッド
・なぜのDiary
・「さ」発想法
・放射A4法
・ドラえもん発想法
・視点アスロンなど多数!

感想・レビュー・書評

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  • ビギナー向けの企画手引書だと思ったが、経験年別にステージ分けした解説が分かり易い。
    いまさらだけど、頭ひねってる時の理由を教えてくれた内容が興味深かった。
    企画に困ったら一読する価値アリ!

  • 「企画」を考えるときの心構えから具体的な思考法・発想法のノウハウなどがぎゅっとつまった一冊。アイデア出しの方法など、盗めるものが多い内容だった。
    そして何より素晴らしいのが、「企画」という職業をもっと普及させて、世界をもっとよくしようという想いを感じられる点。決して物書きとして洗練された文章ではないものの、想いがこもっているからこそ刺激的な文章が多かった。
    もちろん、実践していかなければ活かせない内容の本ではあるので、読んだだけでは終わらせないようにしなければ。。

  • ベテラン期までを視野に入れた、成長段階別の企画職への教科書。
    特に初級、中級への記述が厚い。
    行き詰まったときに開き、考えることを触発する、実践的なマニュアル本として使える。

  • 1年目の私にとっては、後半は難しい内容が多く、馴染みが無かったのであまり頭に入ってこなかった。
    今後読み続けるのがいいかと思うので、困ったら読む参考書の様な本にしたい。

  • ビジネス

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  • 脳みそまで筋肉なのではなく、
    脳みそこそ筋肉のように鍛えるのである。
    そうすることで高くジャンプできるのである。

    高く?

    その高さは測れるのかね?
    そもそも高いって定義できているかね?
    きちんとした足場はあるのかね?

    面白くない企画も毎日出し続けていたら、
    足場も踏み固まって、
    いつの日か、高く飛べるのかもしれません。

    (以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋)
    ○「いい足場」と「いいジャンプ」という既存要素の組み合わせが、いいアイデアを生み出すコツ(P.50)
    ○脳みそを「鍛える」という感覚も重要です。足腰の筋肉と同じ感覚で「鍛える」意識をもつことが重要なのです。(P.68)
    ●脳のことになると急に、鍛える感覚から縁遠くなってしまいます。(中略)脳の中のことが視覚化されにくい、あるいは、訓練の成果がみえにくいからなのでしょう。(P.68)
    ○なぜのDairy(P.90)
    ○ベンチャー企業の社長が「社長賞出すから、自由な企画を募集する!」なんて社内コンペ企画をよくやってそうですが、その成果が必ずしも期待するレベルに達しないこともよくあるのは、自由な企画がとても難しいからです。(P.128)
    ○どういうのか?街中の著名な何かをルパンが「盗む」活動を展開する
    何を言うのか?ルパン三世は、今の時代も、日本を代表する痛快盗人キャラクターである(P.167)
    ○自分の企画ジャンプが、小さく縮こまってきたなと感じるとき、「ひみつ道具カタログ」のページを見返す。(P.175)

  • まさにタイトル通りの読後感。

  • 段階毎にどうすべきかが書いてあってすごくわかりやすかった。
    わたしの企画者レベルは準備期だから、まずはなぜなぜを続けることからはじめよう。

  • 企画、クリエイティブの訓練テクや考え方
    クリエイティブは右脳と見せて左脳が大事だと思うので見習いたい。が、なんだろう全然頭に入ってこなかったな。再読したい。

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著者プロフィール

 福田敏也氏は博報堂出身の超一流広告クリエイター。カンヌ広告祭でアジア初の金賞受賞をはじめ、NY ADCや東京インタラクティブアワード等、国内外の世界的広告賞を数多く受賞。同時に、「宣伝会議」講師や武蔵野美術大講師も勤める業界の「センセイ」。777塾という私塾の運営経験も長い。
 2010年ルパンSTEAL JAPAN キャンペーンでは、渋谷のモヤイ像を盗み出すという前代未聞の仕掛けを企画/立案し、日本中の話題になる。
 また、2012年、講談社刊『スティーブ・ジョブス』発売にあわせたプロモーション企画「みんなのしおり」をプロデュース。フェイスブックと店頭を結びつけた新しい試みが大成功。

「2014年 『なんとなく企画クリエイティブの仕事をしたいと思っている人のなんとなくをなんとなくじゃなくする本 なんクリ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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