- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062179867
作品紹介・あらすじ
オタク男子の笹川勇太は密かに親友の彼女に恋している。ある日、彼女が置き忘れていったカーディガンを見つけて届けてあげようと手にとるが、つい、そのカーディガンを抱きしめてしまったところを、誰かに写メに撮られてしまう。ケータイを手にそこに立っていたのは、クラスのリーダー格の世慣れた美少女、結城あおいだった。
感想・レビュー・書評
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最終チャプター、良い…(*´ω`*)
嘘ってそこ(だけではないけど)なのかーと。
結城さんの一途な思いも相手にきちんと伝わったら良かったのに、とも思いますが、やり方は良くなかったのかな、とも思います。
好きな人が複数とかも確かに悩むし、
好きになるきっかけが詰んでるのもツラぁってなりましたが、
最後良き終わりだったなぁと。
間の諸々も読みたいくらい(笑)
やはりこの作家さん、感情とか色んな状況?とか丁寧に扱ってて好きです(^^)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「私の恋人」と対になっている作品。女の子にひとめぼれした親友をけしかけて、つき合わせるように持っていった男の子が、その女の子に自分もひかれてしまって懊悩し、それを横目に見ていた美少女がその関係をおもしろがってかき回す、というストーリー。このたちの悪い美少女のキャラがとっても良かった。
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恋愛ものですが楽しめました。これで2作目だけど藤野さんの書く小説は好きかな。
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ジャンル的にはYA(中高生)向けなんでしょう、読み出したら行間がゆとりあってちょっととまどいました(笑)
「文章読みやすっ」と思ったらドンピシャ同世代でした。
文章が上手い読みやすさじゃなくて、同世代特有の同じ時期を生きた人間の書く文章の読みやすさってあるよなーと思います。
中田永一や飛鳥井千紗、島本理生なんかが好きな人はいいかなー。
内容はクラスの目立たない男子と学校一の美少女の人には言えない関係・・・・のような。
あらすじは辻村深月に似たような作品あったなーと思ったけど、あんなに殺伐とはしてないかな。
最後のまとめ方はちょっと強引な感じはしたけど、読後感は悪くないです。 -
オタク男子校生と美少女。
お互いの目的のために時間を共有します。
きゅんとする一冊。 -
視点がころころ変わるんだけど、わかりにくくはなくてなかなか面白かった。さえない男子とかなり美人な女子。彼女は女の子が好きなんだけど最終的には性別なんて関係ないという事に気づく。確かに性別は関係ないんだろうな。やっぱり人間性なんだと思う。
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オタ属性男子が美少女に偽装彼氏になってくれと言われるという最近よくある話だなーと思ってたけど、この2人それぞれ抱えているものがなかなか深い。
いやはや青春だなあ。最後なんとなく蛇足な気もするけど、そこまで嫌ってほどではないかな。でも、こういうことあったらスゴイナア(遠い目