10年後を後悔しない20の言葉

著者 :
  • 講談社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062171922

感想・レビュー・書評

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  • 本当は、図書館で間違った本を借りてしました。 しかし、読んでみるとこの本は、素晴らしい。 介護を通じて20の話が語られており、どれも感銘を受ける。 特に、第1話の5年単位に寄付をしてその寄付をした品物の片隅に送った人の名前を刻む。 これぐらいならば自分にも出来そうだ。 第2話の畳職人の話も感銘を受ける。 その仕事での畳の上で過ごしているお客様を思いながら畳の作成をする。 これこそプロの職人技である。

  • 著者の辻川さんは高校時代から福祉に目覚め、介護関連の専門学校を卒業後、介護の仕事に。その数年後、介護の仕事で独立。介護の世界は、「3K」と言われる中でもしっかりと利益や報酬を出している。
    その辻川さんが介護の仕事を通して、実際に亡くなられる前の方々の印象深い想い出・言葉を抽出し、20の言葉にまとめたもの。本書に出てくるみなさんは、さすがに人生の最期を意識して人間本来の何かを悟り、辻川さんに伝えてきたことがわかります。
    その一言一言が、今の自分の生き方にグサっと突き刺さるような。
    人生に疑問を持っている人、何かを求めている人にオススメの一冊。

  • あっさりと深く。良い。先人の知恵のおすそ分け。

  • 当たり前の言葉もあるけれど
    一人一人の人生から出てきた言葉だから重い。

    何年かごとに読み返したい。
    そのたびに何かしら反省すると思う。

  • 介護を長年続けている著者が、それまでに接した人達から見出した、充実した人生を過ごすために共通して必要と思われることをつづった本。
    やはり、人としてあるべき姿を面倒くさがらず、我欲を出さずに行い、前向きに物事をとらえ、周りの人々を大事にすることが当たり前であり、それ以上でもそれ以下でもないのだと実感した。

  • 「高齢者は最高の人生の教科書」と語る著者が、「素」の実話を深く語っているように感じます。東京都副知事猪瀬さん、コンサルタント神田さんが推奨するのが解ります。自分の現在を、多々反省させられる一冊です。

  •  FBにて、神田昌典先生が、『この本は、本棚に、永久保存したいとおもった。介護サポート業を営む過程で、さまざまな成功者の死に際に立ち会った著者が、私たちが仕事をしていくうえで、とても大事な真実を教えてくれる。きのう読了、余韻がまだ続いてる。』と、言っていたので、早速手にした一冊です。

    死を前にして、生を語る。とても、深く重く、考えさせられる言葉の数々でした。
    1人1人の人生の一瞬一瞬は、宝石のように輝いていて、学ぶことが多いのだと、実感しました。

    ぜひ、多くの方に読んでもらいたい一冊です。

  • チェック項目23箇所。辻川さんが出会った方々の生の声。高齢者の生きた人生の言葉。自分のお金すべてでなくていい、一部でいいからみんなのためになるように使うこと・・・生き金。生き金には思い出も一緒についてくる。ただものを作るのではなく、実際にそれを使って喜んでいる姿を想像してみる。資産があっても使えない。なくなる不安。短所をなくすために頑張ってはただの平均点。なんの特長もない。長所を伸ばす。褒める。自信は必要だが過度になると傲慢になる。いつでも謙虚に。中途半端な気付きで仕事に生かせないのなら正義感を持たない・・・他人を絶望させるだけ。欲を出しすぎて失敗・・・家族離散。自分の知識を他人が喜ぶために使うこと・・・生きている間に気付けたこと。どんなに素晴らしい功績をあげても一緒に喜ぶ仲間がいないことの寂しさ。過去の栄光を忘れられるか。犯罪を犯してもその後の償いで人生はやり直せる。褒めて頼って敬意を払う。プライドを捨てられないことで、人生を捨てることになる。未来への投資へ。家族に拒否されたことで初めて気付く自分の性格。適度なゆとりが必要。やれるかどうかは気持ちの問題。限られた時間の中で、後悔は暇人の特権。家族や仲間を競わせる、争わせる・・・ばかげたこと。出会いを大事にすることは自分の人生を大切にすること。長所と短所はセット。生まれる前の本を読む。歴史を知る。お客様を知る。

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著者プロフィール

株式会社エイチエル/株式会社はっぴーライフ 代表取締役

「2014年 『ブランディングによる人の集め方・活かし方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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