- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062171922
感想・レビュー・書評
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著者の辻川さんは高校時代から福祉に目覚め、介護関連の専門学校を卒業後、介護の仕事に。その数年後、介護の仕事で独立。介護の世界は、「3K」と言われる中でもしっかりと利益や報酬を出している。
その辻川さんが介護の仕事を通して、実際に亡くなられる前の方々の印象深い想い出・言葉を抽出し、20の言葉にまとめたもの。本書に出てくるみなさんは、さすがに人生の最期を意識して人間本来の何かを悟り、辻川さんに伝えてきたことがわかります。
その一言一言が、今の自分の生き方にグサっと突き刺さるような。
人生に疑問を持っている人、何かを求めている人にオススメの一冊。 -
あっさりと深く。良い。先人の知恵のおすそ分け。
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当たり前の言葉もあるけれど
一人一人の人生から出てきた言葉だから重い。
何年かごとに読み返したい。
そのたびに何かしら反省すると思う。 -
介護を長年続けている著者が、それまでに接した人達から見出した、充実した人生を過ごすために共通して必要と思われることをつづった本。
やはり、人としてあるべき姿を面倒くさがらず、我欲を出さずに行い、前向きに物事をとらえ、周りの人々を大事にすることが当たり前であり、それ以上でもそれ以下でもないのだと実感した。 -
「高齢者は最高の人生の教科書」と語る著者が、「素」の実話を深く語っているように感じます。東京都副知事猪瀬さん、コンサルタント神田さんが推奨するのが解ります。自分の現在を、多々反省させられる一冊です。
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FBにて、神田昌典先生が、『この本は、本棚に、永久保存したいとおもった。介護サポート業を営む過程で、さまざまな成功者の死に際に立ち会った著者が、私たちが仕事をしていくうえで、とても大事な真実を教えてくれる。きのう読了、余韻がまだ続いてる。』と、言っていたので、早速手にした一冊です。
死を前にして、生を語る。とても、深く重く、考えさせられる言葉の数々でした。
1人1人の人生の一瞬一瞬は、宝石のように輝いていて、学ぶことが多いのだと、実感しました。
ぜひ、多くの方に読んでもらいたい一冊です。