地雷を踏む男、踏ませる女 わかりあえない関係の真理

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062153393

作品紹介・あらすじ

地雷原をそれと知らずに歩き踏んでしまう愚かな男。意図的に、あるいは無意識のうちに地雷を設置してしまっている女。売れっ子テレビ脚本家カップルが男と女、その近くて遠い関係の謎に迫る!?-。

感想・レビュー・書評

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  • 男は女のイカレっぷりに頭を抱え、女は男のバカさ加減に溜息をつく。バカにはバカの言い分があり、イカレにはイカレの道理がある。生きている世界が違うのだから、努力なくしてお互いが分かりあえることは決してない。相手の心に土足で踏み込み、地雷を踏んでしまえば即ゲームオーバー。男と女が不用意な摩擦を避けながら、楽しく生きていくための方策を懸命に模索したのが本書。結局はバカとイカレはお似合いであり、バカ男とやっていくには女がイカレるしかない。イカレ女に耐えられるのはバカ男だけ。これが辿り着いた終局の真理。

  • 面白い!男と女の分かりあえなさを「バカ男とイカレ女」と称して二人の地雷エピソードを踏まえながらコメディタッチで書かれた軽やかな男女関係指南書。ジェニーもハワードもお互いを尊重し愛しているからこそ起きてしまうお互いの認識の差、歩み寄る大切さを優しく伝えている本だと思います。好き女の子にあんまりな発言をし続けてきハワードにイライラしっぱなしのジェニー。しかしそんな彼も興味の無い映画を一生懸命見たり、彼女の好きな花を探しに市内走り回ったり奮闘を見るとやっぱり愛を伝える努力をする国であり、真似したいと思います。

  • 男性と女性の思考のしくみって違いますよね。。

    パートナーが何を考えているのかわからないという男性

    一度読んでみては。

  • 恋人・パートナーの気持ちがわからず頭をかかえてる男(もしかしたら女性も)は読むべき。思考回路のまったく異なる"男"と"女"という種族が、どのようにして歩み寄るべきか書かれている。ハウツー本ではなく著者夫婦の実生活から得られる貴重なヒント。楽しく読める。読み終わる頃には勇気と愛情が甦っているはず

  • 第1章 イカレ女とバカ男の歴史
    ニワトリが先か、卵が先か?

    第2章 バカを認めることについて
    その必要があるのに、俺たちはなぜやらないのか

    第3章 バカな頭の中を探る
    悪いのはバカな答え、それともイカレた質問?

    第4章 バカとイカレの気まぐれな恋
    三幕のドラマ

    第5章 女とイカレのあいだ
    そして男の沈黙の極意

    第6章 サインという言葉

    第7章 言うことがころころ変わる女
    それに振り回される男

    第8章 うっとうしい期待
    何年たってもバカはバカ

    第9章 SATCに学ぶバカ男のあれこれ

    第10章 タマタマの気持ち
    彼女の痛みを感じるために

    第11章 クレージー・ラブ

    おわりに

    訳者あとがき

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