- Amazon.co.jp ・本 (502ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062130066
作品紹介・あらすじ
UFOで町おこし!?過疎の町を再生しようと悪戦苦闘する元若者たちが仕掛けた策とは…?地方の未来を真面目にわらう!!ときに愚かしくも愛しい"人間"を描く、胸に迫る長編。
感想・レビュー・書評
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何の資源も特色もない地域の村興しに奮闘する青年たちの物語。
様々な困難に対して奮起したり、挫けそうになったりを楽しく読み進められた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
#読了。
スキー場の閉鎖に伴い観光客が激減した駒木野町。青年クラブの面々は、頭の固い先輩や役所の壁に阻まれ、思うような町興しができないでいた。そんな折、カラオケ大会の商品につられて都会から来た若者とともに、起死回生の一発を狙うが・・・
青年クラブの真剣さが痛々しくもあるが、次から次へと出てくるアイディアに思わず笑ってしまう。最後は予定調和っぽくなってしまっているものの、最後まで楽しめた。 -
好き嫌いで言うと嫌い
3.0点 -
面白かった!
地域おこしに奮闘する若者たちと、それを取り巻く人たちが、その辺にいそうで、笑えるけど、セツナイ。
さすが直木賞受賞作家。洗練されている。 -
荻原浩さんの「 メリーゴーランド」を思い出した。
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UFOとの遭遇。
軽快だったり、重かったり、
なかなかおもしろかった! -
これが本当にあった話をモデルとしているというんだからなんかすごいです。篠田節子の小説の中では、あまり陰気な部分もなく、「笑い」という要素が入っているので、稀有だと思います。
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さすがの安定感。引き出しの多さ、読み易さ、大外れがないという意味で、東野圭吾に近い印象。もっとブレイクしてもいい作家だと思うのだが。
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過疎化の進む村に再び観光客を呼び寄せるために、UFOやオカルト現象をでっちあげる、めちゃくちゃな話。
ほんとにこういう村があるなら、行ってみたい。