ロズウェルなんか知らない

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 147
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (502ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062130066

作品紹介・あらすじ

UFOで町おこし!?過疎の町を再生しようと悪戦苦闘する元若者たちが仕掛けた策とは…?地方の未来を真面目にわらう!!ときに愚かしくも愛しい"人間"を描く、胸に迫る長編。

感想・レビュー・書評

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  • 何の資源も特色もない地域の村興しに奮闘する青年たちの物語。
    様々な困難に対して奮起したり、挫けそうになったりを楽しく読み進められた。

  • #読了。
    スキー場の閉鎖に伴い観光客が激減した駒木野町。青年クラブの面々は、頭の固い先輩や役所の壁に阻まれ、思うような町興しができないでいた。そんな折、カラオケ大会の商品につられて都会から来た若者とともに、起死回生の一発を狙うが・・・
    青年クラブの真剣さが痛々しくもあるが、次から次へと出てくるアイディアに思わず笑ってしまう。最後は予定調和っぽくなってしまっているものの、最後まで楽しめた。

  • 好き嫌いで言うと嫌い
    3.0点

  • 面白かった!
    地域おこしに奮闘する若者たちと、それを取り巻く人たちが、その辺にいそうで、笑えるけど、セツナイ。
    さすが直木賞受賞作家。洗練されている。

  • 荻原浩さんの「 メリーゴーランド」を思い出した。

  • UFOとの遭遇。
    軽快だったり、重かったり、
    なかなかおもしろかった!

  • これが本当にあった話をモデルとしているというんだからなんかすごいです。篠田節子の小説の中では、あまり陰気な部分もなく、「笑い」という要素が入っているので、稀有だと思います。

  • タイトルに興味を引かれて読みました。最初はあまり面白くなかったのですが、飽きることはなく最後まで読めました。可もなく、不可もなくって感じでしょうか。超常現象を信じるでもなく否定するでもなく、ちょっと斜め横から見ている人には、いいんじゃないでしょうか。小説に「PC98」や「国生さゆり」なんて言葉が出てきますが、これらの言葉を若い読者はどう感じるんだろう、などと思いながら、読んでました。

  • さすがの安定感。引き出しの多さ、読み易さ、大外れがないという意味で、東野圭吾に近い印象。もっとブレイクしてもいい作家だと思うのだが。

  • 過疎化の進む村に再び観光客を呼び寄せるために、UFOやオカルト現象をでっちあげる、めちゃくちゃな話。
    ほんとにこういう村があるなら、行ってみたい。

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著者プロフィール

篠田節子 (しのだ・せつこ)
1955年東京都生まれ。90年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。97年『ゴサインタン‐神の座‐』で山本周五郎賞、『女たちのジハード』で直木賞、2009年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞、11年『スターバト・マーテル』で芸術選奨文部科学大臣賞、15年『インドクリスタル』で中央公論文芸賞、19年『鏡の背面』で吉川英治文学賞を受賞。ほかの著書に『夏の災厄』『弥勒』『田舎のポルシェ』『失われた岬』、エッセイ『介護のうしろから「がん」が来た!』など多数。20年紫綬褒章受章。

「2022年 『セカンドチャンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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