- Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062124522
作品紹介・あらすじ
フジサンケイグループに突如襲いかかった堀江貴文と、必死に防衛する日枝久。しかし、その日枝自身、かつてクーデターによって鹿内宏明を追放した首謀者であった-。グループ経営の深奥に迫る。10年余りの取材、機密資料を渉猟した圧巻ノンフィクション。
感想・レビュー・書評
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日枝さん、羽佐間さんが怖すぎ。そして、ドロドロ。
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フジサンケイグループが現在の形になるまでの経緯を事細かに記したノンフィクション。戦後の混乱期におけるメディアグループの成り立ちが興味深く、その後のクーデターの際の幹部職員の個々の動きなど実際に見たのか?というくらいリアルに感じる描写で書かれている。
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「巨怪伝」のフジ・サンケイグループ版と言った感じの伝記上巻。読売新聞の正力松太郎に対して、フジ・サンケイグループの鹿内信隆。上巻では前半に信隆死後のグループ内クーデターのお話。後半はフジサンケイグループの誕生物語の前半。ニッポン放送、フジテレビ、産経新聞という毛色の全く異なるメディアがなんで同じグループなんだか不思議だったけど、そのいきさつが分かりそうです。
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マンションで読む。再読です。福岡で読んだ記憶がある。
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フジサンケイグループの歴史本。
読むに値する本。
堀江を目の敵にした実は日枝氏も会社を乗っ取ったという歴史、そして鹿内氏すらも自分で会社を作ったわけではないという歴史。
美術館をつかって支配していたグループだというのも驚愕。
世の中いろんなことを考える人がいるものだ。 -
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メディア系の仕事する人はおすすめ
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フジサンケイグループの暗黒面が800ページ近くにわたって綴られた殆ど歴史書的な価値を持つ告発文書。個人的に気になった部分は
1.鹿内信隆の出生の秘密→匂わせる。が、それがどう影響したのかが全く見えない。そもそもの教育資金どこから出たのかとか。
2.宏明氏の扱い→全部読んでも解任騒ぎの理由が納得できない。多分まだクーデター側がしっかりしているので出せない話が多いんだろう
3.著者の執念がどこから生まれているのか?→ジャーナリストの使命感なんて信じてないので正直なんで?と感じてしまう