大人問題 さらに: おとなはがのもんだい

著者 :
  • 講談社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062089517

感想・レビュー・書評

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  • 1999年刊行
    その当時自分は子供と大人の間あたりにいたと思う。学校や教師に関する意見には同意できるところもあるが、一方で違和感も感じた。
    学校も社会も統治のシステムである。国民全員が個性を持って自由に、非生産的に生きていければそれはそれで楽園かもしれないが、一定水準の生活を実現するためにはインフラも税収財源も必要でそれを担う人的資源が必要なのだ。
    そんなことは偉い人が考えればいい、俺は自由に生きていくと好き勝手言っている人は気が楽だろうなと思う。

  • 皆さん真面目すぎるんです。僕はただ面白がっているだけなのですが…。前作「大人問題」を書いてから、講演の依頼やら悩み相談のお手紙やらをたくさん受け取ったという著者が、再び世間とのズレを綴る。

    だいぶ過激に思えてしまうのは、大人だから!?

  • どう見ても大人が問題なのですから、それを子どもたちに転嫁しないでね、ということです。

  • 言いすぎかなあ、とも思うけど、絵本だけじゃなくてこういうエッセイもたくさん書いてほしい。作者いわく「書いても書かなくてもよかったなあ」、ってことだけど、私、五味さんが調子に乗りすぎるのも好きなのよ。

  • 続編。 ま、考え方は人それぞれ。

  • 社会の波にもまれて疲れたときに読んだら楽になれるかも。

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著者プロフィール

五味太郎 1945年生まれ。工業デザイナーを経て絵本の世界へ。サンケイ児童出版文化賞、東燃ゼネラル児童文化賞、ボローニャ国際絵本原画展などで数多くの賞を受賞。絵本に『きんぎょが にげた』『かぶさん とんだ』『さんぽのしるし』『ばったくん』『みんなうんち』『からだの みなさん』『どこまで ゆくの?』『にているね』(以上、福音館書店)『まどから おくりもの』『仔牛の春』『つくえはつくえ』(以上、偕成社)『かくしたの だあれ』『たべたの だあれ』(ともに文化出版局)『さる・るるる』(絵本館)「らくがき絵本」シリーズ(ブロンズ新社)など多数。絵本論『絵本をよんでみる』(平凡社)、絵本の仕事をまとめた『五味太郎 絵本図録』(青幻舎)がある。

「2023年 『おでかけ版 ひよこは にげます』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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