- Amazon.co.jp ・本 (118ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061952812
作品紹介・あらすじ
ぼく、オバケちゃん。パパおばけやママおばけといっしょに森のおくで、しずかにくらしてたんだ。でも、ある日、この森の木をきっちゃおうとする人間がやってきた……。森をまもるために、ぼく、がんばるぞ。ロングセラー『オバケちゃん』の新版。
日本図書館協会選定図書/全国学校図書館協議会選定図書
感想・レビュー・書評
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★★★
むかしむかし、といっても、きのうのきのうくらいむかしのこと、ある森の中に、おばけの家族が住んでいました。パパおばけと、ママおばけと、その子供のオバケちゃんです。
オバケちゃんは礼儀正しいオバケですから、いつも丁寧に、精いっぱい怖い声を出して挨拶します。「こんにちは、かいじゅうじゃありません。ぼく、オバケちゃんです。ねこによろしく」
森の奥にひっそり住むおばけ一家。パパおばけはおばけウィスキーが好き、ママおばけは蜘蛛の糸で編み物が上手、そして好奇心旺盛なおばけの男の子オバケちゃん。
おばけは人前に出るもんではないというパパおばけのもと静かに暮らすおばけ一家だが、森は開発により着実に狭くなっている。
そしてついにオバケ一家の住む周辺も開発の話が。
なんとか人間たちを追い出そうとするオバケ一家だが、逆に人間たちに利用され…
★★★
4歳くらいから。
でも話の内容は大人でも考えてしまうところがあって流石は松谷みよ子。
オバケが出るという噂を逆手にとって金儲けを企む人間のしたたかさよ。
おばけを追い出すため見世物として使おうとする人間との攻防に戸惑い、
一時は自分たちを見失うおばけ一家ですが、おばけにとって大事なものを思い出し…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「ぼく、オバケちゃん。パパおばけやママおばけといっしょに森のおくで、しずかにくらしてたんだ。でも、ある日、この森の木をきっちゃおうとする人間がやってきた……。森をまもるために、ぼく、がんばるぞ。ロングセラー『オバケちゃん』の新版。」
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かわいいおばけちゃんの話。1~2年生向け。おばけちゃんと、お友だちのコウモリと、パパとママと、時々人間。家族と、そこからちょっと一歩踏み出した物語。ちょっと日常から踏み出して、子どもだけで冒険したり、挑戦したりするのがいい。イラストも可愛らしく、ほどよい挿し絵がよい。おばけちゃんたちを好きになったら、優しい子に育つと思う。短い話の単位になっているけど全体がつながっていて、読み終わったらめでたしめでたし、と思う。たまに飛び出すおばけジョークもすてきです。
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子どもの頃、好きでよく読んでいました。
出版年と誕生日が近い笑 -
オバケちゃんのはじめてのともだちは、こうもりのチータ。「こんにちは、かいじゅうじゃありません。ぼく、オバケちゃんです。ねこによろしく。」
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耳鼻科に置いてあったので読んだ。
可愛くて癒される。オバケちゃん幸せな待ち時間をありがとう。 -
字が細かすぎた。
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コウモリさんと友だちになれて良かった。