悪霊がいっぱい (講談社X文庫 106-4 ティーンズハート)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 673
感想 : 94
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061903111

作品紹介・あらすじ

どこの学校にだって怪談の1つや2つはある。でも、あたしが通っている高校のはとびきりよ。旧校舎をとりこわそうとすると、機械は壊れる、人は死ぬ、お化けはでる…。思いあまった校長先生、ついに霊能者に助けを求めたの。で、やってきたのが、性格わるくてナルシストのゴースト・ハンター、ナル君。なぜか助手をつとめることになったあたしの前でも怪現象が続発。つきとめられた意外な正体!これがあたしとナルの恋の始まり。

感想・レビュー・書評

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  • さて、このシリーズも既に絶版!
    リライト版が出たから、そちらを収集して加筆されている部分を楽しんでいます。ま、TH版も捨てがたいですが(^^)。
    欲を言うなら、中庭同盟内で当時のファンの為に…と書かれたお話も書籍化してくれると良いのだけど。
    十二国記みたいに。。

  • ゴーストハントシリーズが評判なので、オリジナルを本棚から引っ張り出してきました。高校一年生麻衣の一人称で、痛さ全開です。レーベルが少女小説のティーンズハートですので会話文や独白に時代を感じます。改めて読み直すと伏線がいろいろ張られているのが分かります。キャラの立った能力者が科学者を筆頭に巫女、坊主、神父、霊媒師と出揃いました。読者の知識レベルもアップして、次巻を乞うご期待!といったところなのですが、リライトされて大幅加筆されているそうじゃないですか。シリーズ再読はそちらで進めようか悩みます。(1989年)

  • 小野不由美、最初のヒット作「悪霊シリーズ」一作目。

    こちらは最初に出た講談社X文庫ティーンズハート版。
    その後、メデイアファクトリーから新装版が出ましたね。
    ナルとか麻衣とかメチャ懐かしです。

  • ナルと麻衣の掛け合いが好きです。

    最後の麻衣の独白が、本当にナルらしいくてそのままになりそうだとにやにやしながら読んでいた記憶があります。
    チャンスを逃がすな!麻衣!って応援していた記憶が蘇る一冊。

  • 今では大御所となった小野不由美であるが、デビュー時はティーンズハートにてホラー系のミステリーを書いていた。通称は悪霊シリーズ。レーベルを意識しているのか、文体が心なしかキャピキャピしているのが今では信じられない。全8巻(おそらく絶版)。2010年代になってから「ゴーストハント」シリーズとして、出版社と版型を変えて再販されている。

  • 2016/11/10-11/14

  • そんなんでみんな納得するのか?

  • すっごく怖いのかと思いきや、拍子抜けするほど怖くなかった。なぜなら、結局霊が出てこなかったから…かな。会話が多く、文字がスカスカなので、あっという間に読めてしまった。でも、これだけシリーズ化されて、評価の高い作品のようだから、まあ続編も読んでみよう…かな。続編は面白くなることを期待している。

  • うーん。出た当時とかティーン世代で読んだら面白かったかもしれないけど、20代も後半になってからの初読みでは物足りないかな

  • 小学生の頃に集めてまわった人生初の小説。
    著者は当時の「縛りだらけの少女小説」としてしか書けなかった旧文庫版に不満があるようだけど。
    縛りを良い方に駆使してきちんと完成の形になってるのが旧版だと思ってる。
    新版を「改善」版とは思いたくない。


    気づいたら綾子ねえさんよりもぼーさんよりも年上になってた。

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著者プロフィール

大分県出身。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。代表作に『悪霊シリーズ』 『十二国記シリーズ』『東亰異問』『屍鬼』など。重厚な世界観、繊細な人物描写、 怒濤の展開のホラー・ミステリー作品で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『悪夢の棲む家 ゴーストハント(1)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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