星々の夜明け フェンネル大陸 真勇伝 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061827240

感想・レビュー・書評

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  • シリーズを読み終わったので。

    キャラクターとセリフの小気味いい感じが好きでした。
    途中からキャラクターが多くなりすぎて、展開の把握が難しくなり、完結したことは知ってても最後の数冊には手を出さずにいました。
    読み終わって、ちゃんと読み切って良かった、と思えたので満足です。

  • フェンネル大陸真勇伝5冊目。
    とうとう最終巻!
    フェンの長い旅もこれで終わりかと思うと感慨深いものがあります。
    最後に彼女がどのような選択を選ぶのか・・・・・・
    読んでいてウルッときちゃいました。

  • 誰かを虐げていることに気づかぬまま生きている。そんな中で世の中に異を唱えることはどれほど難しいことだろう。
    今までの歴史の中で、奴隷や女性解放の為に動いていた人々も彼女のように命を危険にさらしながら、それでも動いたのだろうか。そんなことを思う。

  • 叛乱を機にストライフ王国各地で上がる戦いの狼煙。
    兄に命を狙われてもなお、フェンは暴走する祖国を救うべく奔走するが…。
    彼女を襲う裏切りと別れとは? 
    王国が隠す驚愕の真実とは? 
    シリーズ完結編。

  • 言うことを聞かない子供への脅し文句が「偽王に食われる」ってwwwどんな扱いになってるんだろうw

  • 大団円。目に見える事実の裏には様々な物語があり、非情な行為にもそうせざるを得なかった理由が必ず存在する。まさに大団円という言葉が相応しいラストでした。父王のフェンに対する態度とか、もうちょっとどうにかならなかったものかと思ったりもするのですけど、まあ不器用だったのかなぁ。意外だったのはシリーズ名に込められていた意味で、「偽王伝」が外から見たフェンを表し、「真勇伝」は己が心の中にあり、と対比になっているのが興味深かったです。旅の記録はここで〆ですが、シリーズはもうちょっとだけ続きます。

  • ストライフ王国でのフエンの驚き、悲しみ、でもそれも超えて、祖国を思う心、感動しました。終わりでさびしい気持ちです。
    フエンありがとう。

  • 長らく放置していたフェンネル大陸真勇伝を一気に読み終わりました。持っていたのは太陽と異端者までだけど図書館に全部あったから一気に借りてきて一気に読みました。太陽と異端者までは読み終わっていたらしいよ。そのあとの三冊を読んですっきりしました。父情けない。とか一言。あのエピソードがあるなら昔の仲間にフェンの助けをするシーンを作って欲しかったなぁ。とか思います。
    番外編もあるらしいのでそれも図書館で先ほど予約。借りれたら読むぞーーー!!

  • とうとう最終巻。
    次々と明らかになる事実にビックリしちゃいました。
    ワイザーや前巻に登場したヘイゼルとイワンの過去、フェンの出生の秘密、パラの運命の人・・・など驚きどころ満載。
    あんなにあって、読みながら「てんこ盛り過ぎだろ!」って思っちゃった(^_^;)
    偽王伝のラストも思ったけど、やっぱりこのシリーズは都合良すぎと思っちゃうくらいハッピーエンドだなぁ・・・

  • フェンネル最終巻。
    この巻が一番好き。

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著者プロフィール

茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

「2023年 『雨宮兄弟の骨董事件簿 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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