黄昏に祈る人 フェンネル大陸 真勇伝 (講談社ノベルス)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061827097

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  • フェンネル大陸真勇伝4冊目。
    フェンの生まれ故郷「ストライフ」に戻り、物語も大詰め。
    追放された立場のフェンがどんな目に合うのかとハラハラしながら読んでいたら、長男ルースにあっさり歓迎されてちょっと拍子抜け。
    けれど、そのルースが何か企んでいる様子だったり、テオの兄・ノウェインがフェンの危機を訴えていたり、雲行きが怪しい感じ。
    フェンの出生の秘密も明かされ、もう一波乱ありそうな予感です

  • 遂に祖国へと帰還した、少女フェン。
    自らに無実の罪を着せた兄に真実を問うため、死すら覚悟の上、王城へ潜入。
    因習に囚われた王族たちや、かつての師との再会を果たす! 
    城内に渦巻く邪な陰謀とは!?

  • ストライフに戻ったフェンを待っていたのは、嘘のように優しい兄弟たちと「偽王」の名前を利用した強硬な外交政策案だった……。入るべき場所に帰ったはずなのにまったく満たされないフェンの心情は、彼女が2年間の旅路で多くの大切なものを得たからに外なりません。祖国に蔓延るグール蔑視の風潮、仇敵ワイザーとの対峙、義兄と実兄の真意――。最終章の前哨戦を経て、物語はいよいよクライマックスへ。

  • 祖国へ帰ったフエン、謎を解きたい。
    出生が明らかになる。自分でももう殆ど判りかけてた秘密。でもギルフォード兄さんとの事、切ないねえ。

  • 真勇伝、4作目。
    とうとう最終章。舞台はフェンの祖国ストライフ。
    序章にビックリさせられました(^_^;)
    パラ、ギル、カーズと懐かしい人々の再登場。
    パラの存在はすっかり忘れてた。
    またそしてラストが・・・とうとうフェンの秘密が・・・
    次巻が気になります!

  • ついに祖国へ足を踏み入れたフェンは、そこで自分が追放された理由が、国ではなく兄・ギルフォードの独断だったことを知る。フェンの与り知らぬところで密かに進む計画は、果たしてフェンのためなのか、それとも……。

    次で終わりなだけあって、色々なことが明らかになります。フェンは16才になったようで…すごく濃い3年だったんだろうなあ。

  • 気負わないひとことに、愛を感じる。
    真摯に、誠実でありたいなと思いました。

  • 最終章の前編。

    フェンが祖国へ戻り、そしてグールの成り立ち、王族の思惑、フェンの秘密が明かされる。


    言うことナシの文句ナシ!

  • 序章を読んだときはちょっとびっくりしたけど。
    そーいうことかー。って別に驚く結果でもなかった。

    最後の頁についても、散々布石があったわけだから、予想の範囲内。

    それよりも表現が回りくどくて読みにくさが一層増してるような…?
    偽王伝時代のキャラが……。クレノイアとかアーヴィングとかもどんな為人かも忘れてるというのに、最近のキャラ・レンテンすらも「あー、どんな人だっけ?というか何故出てきた?」状態。
    キャラのわからなさはハリポタに匹敵すると思う。

    とここまでウダウダ言っといて、なんだかんだでここまで読んできたからね。
    とりあえず、きれいに終わってくれることを望みます。

  • 最後の舞台はフェンの故郷・ストライフ王国。
    次で偽王伝からはじまった物語も終焉を迎える。

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著者プロフィール

茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

「2023年 『雨宮兄弟の骨董事件簿 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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