太陽と異端者 フェンネル大陸 真勇伝 (講談社ノベルス)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061826281

感想・レビュー・書評

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  • フェンネル大陸真勇伝2冊目。
    今回は、シリーズ通して深く関わってきたグールが住む国「フィー・バーフュー」が舞台です。
    グールについて深く知る事になったフェンと、長く共に旅をして来たテオの関係がここに来てようやく落ち着いたように感じました。

  • 命の恩人・イーターの強い誘いで人間が恐れる生物・悪鬼が棲むという南海の孤島へ向かった少女・フェン。
    海賊と嵐に襲われた船旅の末、辿り着いたのは「人喰いの島」と呼ばれる不吉な場所だった!

  • グールの国が舞台ということもあって、これまでには殆どなかったテオの視点が入ってくるのが面白いです。テオから見たフェン、彼にとって彼女は何なのか。半ば意地の張り合いに見えなくもない歪な依存関係がようやっと融解したのが本作。ここに辿り着くまで、本当に長かった。一見、ふたりの関係はまるで変わっていないように思えるけれど、フィー・バーフュー以前と以後ではその意味合いが大きく異なっているハズです。あとナナのキャラとイラストがとても娘のいる年齢に見えないのですが(可愛すぎて困る)若くして子供を産んだからそんなものなのかな?

  • グールの棲む南海の孤島で、フエンの見たもの、聞いたこと、今まで教えられた事は、なんだったのだろう。と考え込むほどのショックだった。
    生まれ故郷に帰る勇気が出るかな。

  • もう、フェンの純粋な気持ちにキュン♡とくる!
    こんなに素直な子なのに。。。









    グールと人間の間の子は髪の色が薄いって。。。
    まさかっ!?

  • 「フェンネル大陸真勇伝」第2巻。
    人喰いの島と言われるフィー・バーフューが舞台。
    イーターとギィの過去話、グールの国、ユイジーンの再登場、フェンとテオの仲の良さ(?)と見どころいっぱいだった(^^♪
    そして、ラストのダイアンの衝撃発言にビックリ!
    これはもうラストまで目が離せない(>_<)
    図書館でいっぺんに借りてこないと・・・

  • フィー・バーフューというグールの国があるという。そんな噂話を頼りに海に出たフェンが上陸したのは、グールだけが死ねない「人喰いの島」だった―――。

    テオ視点が新鮮でした。最後の最後にとんでもない事実が待っています。

  • シリィズ最終巻に向けて再読中。
    シィバのふさふさに触ってみたい。

  • 2010/05/18 読了。

    図書館感謝。

  • 「私はまだ何も見ていない……」
    旅を通して見聞を広げるフェン。今回の物語はグールの楽園と言われる島です。「真勇伝」では今まであまり主役らしくなかった主役たちが徐々にクローズアップされていくんじゃないかな。

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著者プロフィール

茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

「2023年 『雨宮兄弟の骨董事件簿 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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