- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061484146
感想・レビュー・書評
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おばあさんは好きだから、この本は私にとって最適の1冊になると思ったのに、何だかどうにもこうにもならなくて、途中で断念。
おばあさん自体はいいけど、一緒に登場する孫娘が、何か嫌だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おばあちゃんの関わる不思議な話12編。
こういう短編集は1つや2つは面白いと感じない話があるものだけれど、読んだ時期がよかったのか、どの話も同じくらい面白かった。
ハッピーエンドだけれど、よく考えると説明のつかない途中があったり、怖い部分もあったりと楽しめる。
どの話も一昔前の日本が舞台。
一番最後の「エバーリン夫人の肖像」のみ西洋のおばあさんだけれど、残りはどれも着物を来たおばあさんが登場。
「かくらん日の代役」に出てくる「鬼の霍乱」という言葉は知らなかった。
そんな言葉があったとは…。
「寒修行のころ」の寒修行も知らなかった。
文中に説明もあまりないので、常識レベルなのだろうか…。
日本風でとてもいい短編集だった。
「街頭のある袋小路」、「女学校通り」が特に好き。
挿絵が三木由記子さんの絵というのもいい。 -
12人のおばあちゃんにまつわるふしぎな短編集。「宵宮の日のゆかた」「お仕置き蔵」「かくらん日の代役」が好き。
「鬼のかくらん」とか「袋小路」とかあまり普段聞く機会がない言葉を初めて知ったのが、この本だった。
「小学中級から」書いてあるけれど、子どもより大人のほうが懐かしんで楽しめるかも。 -
やさしくっていいなあ。日常にひょっこり顔を出す不思議。
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小学生の頃読んだ。ファンタジー=外国という当時抱いていた偏見を無くしてくれた本。ノスタルジックでおばあちゃんが大好きになった。
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和製の素敵なファンタジー。平凡な日常と一続きになったところに、幻想の世界の扉が秘められているのかもしれない。
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たのしくて面白いおばあちゃんがいっぱい!
ノスタルジックで心が温かくなる物語です。 -
どれもこれも不思議で懐かしい。「女学校通り」「エバリ−ン夫人のふしぎな肖像」お気に入り。