- Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061333468
作品紹介・あらすじ
「ようこそ、北極サーカスへ!」
ホッキョクオオカミの団長の口上ではじまったのは、ホッキョクグマの優美なアイスダンスに、ホッキョクウサギの炎の輪くぐり、ホッキョクギツネの空中ブランコ……
氷にのってやってくる、まっしろい動物たちのサーカスは、
不思議でゆかいで、なぜだかすこしかなしくて。
夢みるようなサーカスの、すてきな時間。
感想・レビュー・書評
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白いサーカス
前口上は団長北極オオカミ☆
白い毛皮の団員達(熊,狐,兎)のショー
月光の空中ブランコ
絵本の仕掛がクライマックスの大技に☆
束の間の楽しい時間
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「おつきさまの ひかりの なかで みてる ゆめのようだった」
美しくて、美しくて、儚くて。
少し物悲しいような世界。
北極サーカスの名の通り、キンと冷たさを感じるような世界。
最後の大技、クライマックスでの仕掛けと美しさに息を呑んだ。すごく綺麗だった! -
庄野ナホコさんのイラストが生き生きとしている。絵本作家のイラストは、美術作品とは違って、動きがある。いまにも動き出しそうな流れがある。圧倒的な画力が、うまく生かされている。色のコントラストも素晴らしい。
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2023.12.14 3-2
✳︎
2022.6.16 5-1 -
《図書館》【再読】素敵なサーカスだなあ。こんなサーカスはどこにもないなあ。
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寒い季節限定のまっ白いサーカスがクジラにひかれてやってきた‼︎
この作家さんの各動物の個性の引き出し方が逸品!
サーカス団長オオカミ登場でもう目が釘付け♪ -
パパと読書
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[墨田区図書館]
北極での動物たちの楽しいお話。たまたま読み聞かせで使いたいと思った本がアフリカの本で、それに対して他の地域の本を、と思った際に見つけた本。
結局「ひげとしんぞう」と一緒に読み合わせた北極の本は「北極の宝もの」の方だったけれど、4年生のクラスだったけれど「南極と北極のちがい」を言えた子は一人もいなかったな。それどころか、「北極は寒くて南極は暑い」と答えた子がいたので、北と南の寒暖差は知っているけど、地球の形状ゆえの極部の天候については理解していないんだなーと実感。
こういう風に、「これくらいは知っているだろう、分かってほしいな」などの、こちら側の「理解と期待」と異なる成長度合いを見つけたりする時、単なる読み聞かせ自体の楽しさとは別に、子供たちを肌で知れたような感覚こそ、私にとっての読み聞かせの楽しさだよな。 -
冬にやってくる白いサーカス「北極サーカス」の絵本。
絵がとにかく好き!
オオカミ?かな白い団長さんが、イケメンで、ひとめぼれ。
大きな氷の上に立つサーカスが、冬の海の上にたたずんでいるのは、なんとも幻想的で素敵だ。
クジラにひかれて移動するのも、また良い。
特にストーリーはないのだけど、眺めているだけで成立する絵本。 -
幼児・小低向け