- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784059011545
作品紹介・あらすじ
スツーカ隊ユンカースJu87のパイロットとして、2530回の作戦飛行でソ連戦車519両を爆撃。スターリンをして「ソ連人民最大の敵」と言わしめ、その首に多額の賞金が掛けられたドイツ空軍の英雄ハンス・U・ルデル。唯一最高位の騎士鉄十字章を受け、ヒトラーから再三地上勤務を命じられるもそれを拒否。幾度も撃墜されながら、右足を失った後も義足で飛び続けた"東部戦線の鷲"がつづる闘志あふれる戦闘記録。
感想・レビュー・書評
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アンサイクロペディアに嘘をつかせなかった男として有名なルーデルさんの回想録。
エピソード自体はウィキペディアやアンサイクロペディアで十分読めるのですが、あまりに突拍子もないエピソード揃いなので、そのエピソードが本当であるという事を確かめるために読んでおいても損は無い本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第2位次世界大戦当時スターリンから「ソ連最大の敵」と言わしめた、ハンス・ウルリッヒ・ルーデルの自伝
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ルーデル大佐まじ魔王。
これドイツ語→英語→日本語約なんだよね。
再翻訳版出ないかしら…。 -
人類史上最高の戦車破壊王である著者の自伝。
戦車を500台以上破壊したチートな戦果や、敵地で不時着し追っ手の目をかいくぐり帰還、足を吹き飛ばされても6週間後に復帰したなどの逸話ばかりが先行しているが、この本の中で氏がどのように考え空に向かっていたのかをつぶさに知ることが出来る。
そんな氏の生き様は、この本の最後の一文に表れている。
「自らを価値なしと思う者のみが、真に価値なき人間なのだ!」 -
20世紀最大の奇書(戦記分野)かと。魔王ルーデルを超える男は未来永劫出ないでしょう。
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爆撃王ルーデルの自伝。
自分の半生と戦争体験が主な内容となっている。
読み進めていくと、ルーデルのぶっとんだ才能にたまげるが、それが、鬼才が鬼才たる所以であろう。
最後の言葉がかっこよすぎる。 -
グーグルで検索すると関連語句に「ルーデル禁止」「自重」など出てくる牛乳好きの爆撃王のお話。こんな人間離れした人間は一人で十分だ(笑) アンサイクロ経由で知ったので大戦終了後のエピソードも気になります。
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撃墜王ルーデルの自伝。
どんな人物なのかと思ったら、すごい真面目な堅物軍人が天然な思考でぶっとんだ行動に出ているので初見で噴きます。
レビューなどで「ドイツ語翻訳を間違えている」と酷評される事が時々ありますが、単純に彼の生き様を読むだけならそう目くじらを立てることでもないはずです。
ただ口調に問題があるのか、医者に向かって「いやなこってす」とか言ってます。
これを翻訳ミスと取るかルーデルの愛嬌と取るかは読む方の気持ちしだいかと。
事実は小説よりも奇なりを地でいく内容です。
しかしこれは現実だ。行くぞガーデルマン。 -
あのアンサイクロペディアで「アンサイクロペディアであるまじき」「存在自体がギャグだ」とまで書かれている、「漫画ですか?」な戦果のリアル絢爛舞踏な空飛ぶ魔王の自伝。