発達障害 工夫しだい支援しだい (ヒューマンケアブックス)

著者 :
  • 学研プラス
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054050495

作品紹介・あらすじ

無理せずあきらめず、自分らしい生活を送るためのヒント。監修者コメント、当事者対談、当事者から支援者へのQ&Aなど、発達障害の理解とサポート。困っている人、発達障害当事者の目線で語る特性と支援を綴った4コマ漫画エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 以下引用
    ①「定型発達の人」を「理想の自分」とイメージして苦しんでいませんか?それは、間違いなのです。
    ②たわいのない内容の場合は、「ちょっと今からお風呂入るから、じゃあね」「もうこんな時間!もう寝るわ!おやすみ!」とかで打ち切れます。
    ③発達障害の人は、なぜか人と対立してしまうことが非常に多いようです。・・・その原因は「相手の主張には私の知らない理由がある」ことを考慮することが苦手だからです。
    ④自閉症の人がパニックを起こすのは、一つのことだけではなく、いくつかの積み重ねがあり、それが耐えきれなくなって生じる場合がある
    ⑤大切なのは・・・発達障害の人がムリに気張ることなく過ごせる・・・そのままでいても「普通」に過ごせる世界を見つけることなのです。

  • 発達障害ネイティブ(当事者)のしーたさんのブログ、書籍化第二弾。
    発達障害研究や書籍で有名な梅永先生監修。

    前作に引き続き、元気になれる発達障害4コマ&コラムだと思います。

    特に、しーたさんなりの自分の特性に対する対処法が描かれていて、ためになります。
    (個人的に、ゴミ箱の回を大変参考にさせていただきました)

    巻末のゴシック体…わたしはゴシック体の文書、文字が太すぎて黒黒に気を取られてしまうので、印刷物などは丸ゴが好き(誰も聞いてない)。

    第一弾同様、札幌では社会福祉総合センターの情報センターで借りられます。
    そして、買っても損はないと、思う。
    (図書カードたまったら、買おうかと。)

  • イラストと文字体がゆるいので、とっつきやすくていい。
    前作同様、私はしーたさんと違うところの方が多いけど、本にもあるとおり、イコール発達障害じゃなくて、ヒントや工夫を自分流に作っていけばよくて、その参考の材料はいくつかあったなあと思う。

    自己肯定感、対人スキル、自分と他人との境界線のあたり、すごくすごく共感した。

  • 今までいろんなアスペルガー症候群の本を読んできたけど、当事者だから分かる、工夫や支援でのつきあい方を分かりやすく4コマ漫画も混ぜながら書かれているので、私には一番。付せんを貼りながら読了。

  • しーたさんの生きる工夫や発想に勇気づけられました。

    絵と文章の組み合わせや工夫の力!

    当事者でも忘れがちでおざなりにしがちな(笑)大切な視点を分かりやすく伝えてくれてありがたかったです。

  • 「アスペルガー症候群だっていいじゃない」の続編。アスペッ子長男にとっても、「バイブル第2弾」という感じです^^

  • 今通っている病院のワーカーさんからこの本を紹介されて読んできてと言われて読んだのですが、当事者からの観点で対策などが書かれています。困ったこと体験談も書いており読んでいてすごく共感することばかりだったし納得したこと、勉強になったこともありました。四コマ漫画つきでけっこうわかりやすく書いてあります。
    この本を元にワーカーさんとどう対応していくかカウンセリングを進めていく方針でいます。そして今この本をパートナーにもワーカーさんから読んできてと言われ読ませています。

  • しーた (著), 梅永 雄二 (監修)
    大人になってアスペルガー症候群と診断された著者の人気書籍、第2弾。発達障害が引き起こす凸凹エピソードなどを漫画とともに紹介。なぜ苦手なのか、どうしたら対応できるのかを分析・解説する。

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