世界がぐっと近くなるSDGsとボクらをつなぐ本 ハンディ版 (新時代の教養)

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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784052054266

作品紹介・あらすじ

マンガと図解でSDGsを解説した一冊。2030年までに達成すべき17の目標と、社会の今がわかる。大人から子どもまで、皆が自分事としてSDGsを理解するための工夫が盛りだくさん!新しいグローバル・スタンダードを知り、掴むための本。

感想・レビュー・書評

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  • 何も知らなかった自分を恥じた。

    SDGs、テレビやSNSでよく目にするけれど、中身を真剣に考えた時間がなかった私。
    みなさんはどこまで知っていますか?

    今じゃ小学生でも考える時代。大人の私たちが、子どもたちの未来を守るためにもまずは知ることが大切。
    子ども向けの言葉でかなり優しく分かりやすく、漫画もあって楽しく学べる。

    今飲んでいるそのペットボトル。ラベル、キャップ、本体で分けて捨てていますか?
    本体はちゃんと潰して捨てていますか?
    ペットボトルをお店で買わずに、マイボトルを持つことは考えましたか?
    ゴミひとつでも世界を救えると思えば、読む前の自分より今の自分のほうが誇らしく生きられる気がする。
    小さなことをみんながやれば大きな一歩になる。
    強要はしないけれど、1秒でも子どもたちや未来の地球のためにより良い環境が長く続くように生きていきたい。
    決して他人事ではない。みんなの地球なのだから。人間だけが生きているわけじゃないし、人間だけが生き残るわけでもない。
    植物や動物たち、山や海に生かされていることを忘れずに生きる。
    読むだけで自然とそんな考えになる。

    夏休みに親子で読んだら楽しく勉強できそう。

  • 昨年の流行語にも選ばれたSDGs
    今やどこに行ってもこの言葉や取り組み内容を目にするようになった。しかし、その本質的なことはよくわかっていなかった。
    本書は池上彰さんの分かりやすい解説と漫画や図を用いた理解しやすい説明があり、とても読みやすかった。
    「世界がぐっと近くなる」のタイトル通り、世界の事実に目を向けることができ、世界の問題を自分ごととして捉えることができると思いました。

    「Think Globally、 Act Locally」の考え方がこれから先の世界を変えるのだと感じました。

  • 職場でよく出てくるSDGs。子どもの小学校や保育園でも出てくるようです。子どもに質問されて、イマイチ答えられなかったので、一緒に学んでみようと購入しました。

    とてもわかりやすかった!!

    17の目標について、目標を定めた意味が、具体的な数値と共に記してありました。貧困、飢餓、子どもの労働など、日本で暮らしていると考えられないことが、世界ではたくさん発生している。私も子どもも、当たり前に過ごしている日常が、当たり前では無いのだなと感じました。

    深刻なことが書いてありますが、可愛い絵のお陰で、そこまで重い気持ちにならずに読めました。ただ、書いてあったことはしっかり受け止めて、目標達成に向け、意識して生活したいです。

  • 子どもも大人も、基本的なことがとてもよくわかる内容。SDGsは、身近なことから始められるきっかけがあることが大切だと思う。

  • 学びにもなる内容だし、
    なによりもとにかく読みやすい。それが大事。 

    自分は35ですが、
    本気で地球のことを、人類のことを、すべての取り巻く環境を大事にしたいと強く思いました。
    そーゆー仕事をしている人たちが本当にかっこいい。

    人類は地球をめちゃめちゃにしたけど、それを治していくのもまた、人類しかないのだなって、強く強く感じました。

  • 宇宙規模で見たら人類皆友達♪
    手取り合ってうまいことやってこ?
    今日から私は、出る部屋の電気を消していくところから始める

  • SDGsとは「2030年までに環境問題や差別や貧困などの17個の課題を解決しようぜ!」と国連に加盟するすべての国々の全会一致で採択された目標のこと。

    色んなところで見聞きする機会が増えたSDGsだが、具体的にはよくわかっていなかったので、子ども向けの本で勉強してみた。
    わかりやすい文章、ポップなイラストと図を眺めてなんとなく理解できたような気がする。(そんな気がするだけで、何もわかっていないかもしれない)

    極端な考え方かもしれないけど自分の感想を書いておく。

    世界全体が共産主義的になればSDGsを本当に実現できるのではないか、とこの本を読みながら思った。
    すべての国が共産主義になるのではなく、地球をひとつの国として、大きな大きな共産主義の星になる、ということ。
    大きな共産主義の星になれば、差別も格差も貧困も紛争もなくせる。環境問題にも文字通り一枚岩で対応していける。

    そんなことできるわけがないことはわかっている。
    ただ、導入されるかもしれないベーシックインカムや、日本の社会保障制度だって言ってしまえば、ゆるい共産主義みたいなものなのかもしれない。

    日本が、北朝鮮が、ロシアが、台湾が、男が、女が、子どもが、と主語になるべき視点はいくらでもある。
    しかし、SDGsを実現するためには主語を「地球」にしなくちゃいけないんだろうな。共産主義じゃないとしても、一枚岩で。

  • とても分かりやすく書いてある。
    理解しやすく、子ども向けだけど、大人が読むべきです。
    貧困や飢餓、健康、教育、ジェンダー、水、エネルギー、働き方、インフラ、平等、まちづくり、消費と生産、気候変動、海の環境、生物多様性、平和と公正、パートナーシップ
    勉強になった。

  • SDGsという言葉をよく耳にするけれど、具体的にどういうものなのか、知らなかった。この本を読んで少しずつ理解することができた。
    好きなことができる当たり前の日常は、当たり前ではないことが分かった。
    モノを大切に使うことなど、普段心がけていることの価値を再確認。
    日本は、裕福なように見えて、そうじゃないところもたくさんあるんだな。

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著者プロフィール

昭和女子大学附属昭和小学校英語科専任講師。日本児童英語教育学会(JASTEC)関東甲信越支部運営委員。小学校教員向けの講座などで講師を務め、指導者の育成にも携わる。

「2020年 『小6英語をひとつひとつわかりやすく。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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