- Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
- / ISBN・EAN: 9784052034299
作品紹介・あらすじ
とうとう始動した、卓球クラブチーム山吹。6年生になった陽子は、一大決心をして、クラブチームに専念することにする。結果を出そうとする陽子に待ったをかける大滝コーチ。やる気を失い、練習をさぼっていた陽子に、広海がクラブチームの「異変」を告げる…。「チームシリーズ」5作目となる完結編。それぞれが、それぞれの「みらい」に向かって、大きく動き出す。
感想・レビュー・書評
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チームシリーズの5作目、完結編。「チームふたり」の主人公大地の妹陽子も6年生。クラブチームに入って張り切っていたが、犬猿の仲の美月とダブルスを組むことになって…。ライバルでパートナーで嫌なやつだけど尊敬できるそんなふたりの成長がすがすがしい物語。5冊読むと卓球部に入りたくなっちゃうかもね。
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シリーズ最後の作品、読み終わりました。主人公は大地の妹の陽子。陽子は天才型なので、物語が少し深みに欠けたというか、予想通りに展開して終わってしまったという気はするのが残念かな。
吉野さんの後書きを読んでいて、そうか、そういえばこれは「チーム」の話だったんだ、と初めて気づいた(題名にちゃんとそう書いてあるのに!)。一人ひとりの話でもあるけど、それでも常に、周りの人たちとの関係、まわりの人たちを含めた自分のありようの話だったんだよね。仲間がいて、自分がいて、自分は何ができるのか。自分が立ち止まってしまった時に仲間は――? そういう話なんだね。
私は卓球のことは全然わからないし、そもそもスポーツもチームもわからないけど、シリーズ5冊、わくわくしながら読みました。 -
これにてチームシリーズも完結。過去に戦い下し戦場を去ったライバルが仲間として再び相まみえ共闘するという激アツ展開。
勝ち気な女の子はかわいいよねって話。
ルリ先輩はやっぱり大地先輩が・・・だったんやな青春。正ヒロインはルリ先輩だったのだ・・・。 -
まさかチキータ!
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シリーズ五作目。完結編。
舞台は学校の部活からクラブチームへ。
見据える先も県大会から全日本、そして世界へ。
本作品で語られるのはシナジー。1+1=3にも4にもなること。
(もちろんそれだけじゃないけど)
実際の世界でもあるよね。本来チームってそういうもの。
ただ逆にもなってしまう可能性は忘れちゃいけないな。
そんなことをふと省みた。チームって難しい。
シリーズ全作品を通してとても興味深く、また胸を打たれた。
登場人物それぞれが抱く夢や希望、悩み、そして恋心。
全ての思いと抱えきれない胸一杯の気持ちを白球に込めて…
続編が書かれるならば、是非読んでみたいと思わせる良作だった。 -
ラベル:桃913 ヨ
資料番号:5000484765 -
チームシリーズ最高♪