レッドスワンの飛翔 赤羽高校サッカー部 (メディアワークス文庫)
- KADOKAWA (2018年9月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048939317
作品紹介・あらすじ
高校三年生になった高槻優雅は一時的にコーチの任から外れ、二年振りの公式戦復活を目指していた。だが、その道のりは決して順風満帆なものとはならない。
現実に打ちのめされる優雅を見守りながら、舞原世怜奈はチームに個性豊かな新一年生を加え、インターハイ出場を目指して新戦術を浸透させていく。しかし、その先に待ち受けていたのは、想像出来るはずもなかったチーム最大の危機だった……。
レッドスワンサーガ、新生と飛翔の第四幕!
感想・レビュー・書評
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シリーズ4作目にてセカンドシーズン1作目。
3年生になった優雅達。
全国ベスト4の実績でサッカー部における周囲の評価、環境も変わり。
新チームにおける様々な出来事。そして伊織と楓にも環境の変化が。
今回もとても面白く読みました。
サッカー戦術や現代のトレンドも網羅してて。
加えアルビレックス新潟のファンの僕にとっても嬉しい内容で。
次作も楽しみです!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
さすがの安定感!続きよみたいなー
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セカンドシーズンも楽しみました。是非、是非、この続きも書いていただきたい。サッカー小説と見れば読むけれど、このシリーズは数あるサッカー小説の中でも間違いなく面白い。まあ、実際の観戦でも、こういうサッカー知的な部分とそれを実現する技術に強く惹かれることも影響しているとは思うけれど。
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「篝火花の虎落笛」
自意識過剰なワントップ。
チームプレーなのに周りを見ず、自分の仕事だけをこなすという当たり前の行動をしただけで胸を張り他の仕事は他人任せというのは少し我儘すぎやしないだろうか。
「白駒過隙の曲水」
突然のペーパーテスト。
ただプレーしている人に近付きたいだけで入部しようとしている人間が周りを見て、何もわからないのであれば誰かに尋ね行動するなんて事をするはずないだろうし逆に居るだけで迷惑になりそうだな。
「君影草の涙雲」
再び地面に倒れ込む。
怪我から復帰しようとしている選手に向けてする行動でもなければかける言葉も間違えているこの子は、もし自分が怪我をした時どんな気持ちを味わうのだろうか。
「翌檜の血汐」
舞い込んで来た朗報と悲報。
彼が迷うのも大きく分かるが、彼女の言う通りこの先もサッカーをしたいのであればこれ以上ないチャンスであるだろうが難しい決断だったろうな。
「佳人才子の夢見鳥」
大き過ぎる期待の前に。
才能があってそれを上手く伸ばせるのであれば厳しい指導もいいのだろうがそれに対応できる心がないと、自分自身に対する評価が自分の中で下がり耐え切れなくならないか心配だな。
「玉響の琴瑟」
本当の気持ちを叫ぶ。
大嫌いで毎日が辛いだけだったのなら何故ここまで厳しい練習の中続けてこれたのかと率直に質問したかったが、多分彼自身が仲間の言葉で何かしら気付いたのならこの疑問も必要なくなるな。
「赤白鳥の飛翔」
再びコートに立ったエース。
リハビリを兼ねての軽い練習しかしていなかったはずなのに、今までずっとチームに居て共にプレーしていたようにまで錯覚するような復帰の一蹴りだったな。 -
エースである伊織と楓が離脱してどうなるのかと思ったけど、偕成学園の試合は圧巻でした。人としての成長も絆も見られて、とても面白かったです。また続きがあるなら読みたいので、楽しみに待っていようと思います。
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最高。もう最高。最高に面白い。
前半はいやもうセカンドシーズンになってまでそんな展開はいらないよ誰も望んでないよ……って感じだったが、終盤はもう神。「この瞬間を待っていた」んですよ。そう、我々読者も。あの瞬間を。込み上げてくるものがある。胸が熱くなる。もう何度も読み返してしまった。
最高です。続きが読めることを願ってます。 -
2018.11.30読了。次作も楽しみです!
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4冊目にして、最大瞬間風速を記録。
今回も思いもよらない展開、熱い展開に読む手が止まりません。
2年間ただチームメイトの活躍を見守ることしかできなかった主人公が、ついにフィールドへ。
涙無しでは読めない1冊でした。
5冊目をとても楽しみにしています。 -
今まで読んだ綾崎隼の作品の中でも良い方だった。新しい1年性の個性がすごくて驚いた。
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【新時代の青春サッカー小説セカンドシーズン開幕!】
高校三年生になった高槻優雅は一時的にコーチの任から外れ、二年振りの公式戦復活を目指していた。だが、その道のりは決して順風満帆なものとはならない。
現実に打ちのめされる優雅を見守りながら、舞原世怜奈はチームに個性豊かな新一年生を加え、インターハイ出場を目指して新戦術を浸透させていく。しかし、その先に待ち受けていたのは、想像出来るはずもなかったチーム最大の危機だった……。
レッドスワンサーガ、新生と飛翔の第四幕!