レッドスワンの星冠 赤羽高校サッカー部 (メディアワークス文庫)
- KADOKAWA (2018年7月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048939287
作品紹介・あらすじ
インターハイ予選の顛末を受け、赤羽高校サッカー部はラストチャンスを得る。最大の祭典、冬の全国選手権への出場が叶えばチームは存続、予選で敗退すれば廃部となることが決まったのだ。
舞原世怜奈の指導の下、戦力強化を図っていく『レッドスワン』にあって、高槻優雅もまた〈指揮者〉として鍛えられていく。
その未来は『絶命』か『生還』か。赤き誇りを取り戻すため、少年たちは最後の決戦に挑む。レッドスワンサーガ、誇りと覚悟の第二幕!
感想・レビュー・書評
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次作も楽しみにしてます。
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背ラベル:913.6-ア-2
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読みやすいけど、サッカーに興味がない人にはどうかな。
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「天泣の恋心」
知らなかった互いの想い。
余程分かりやすい態度や言動をしていない限り、ここまで仲の良かった人であろうと相手が心の内に秘めていた想いには気づかないものなのだろうな。
「勿忘草の炎帝」
昔負けた雪辱を果たしに。
あまりも強い人だったら、これまでに倒してきた敵チームや自分にリベンジを燃やす人間たちもあまり記憶に残らないのかもしれないな。
「秋霖の切片」
新しいメンバーを加え。
彼の才能や言葉に大きな間違いはないのだろうけれど、チームプレーをしているという感覚をきちんと持てなければいくら上手くとも言葉の重さも変わるのだろうな。
「夢幻の白鯨」
リベンジへの一歩を。
初めて見た頃より格段とプレーの質は上がっているだろうが、なによりもチームプレーの大切さやメンバーの事をしっかり分かっているからこそ強くなれたのではないだろうか。
「空蝉の鹿鳴草」
あの時の悔しさをバネに。
以前からの変化に采配ミスなどを疑うのは自分たちが強いと信じ切っているからなのかもしれないが、一度負けてリベンジに燃えた相手の本性をしっかり見極めれなかったのも敗因の一つだろうな。
「錨星の挑発」
予想外のインタビュー。
何処からその情報を仕入れてきたのかは分からないが、強豪校の顧問であり何度もインタビューを受けてきたであろう人間とは思えない会見での発言だったな。
「赤白鳥の星冠」
プレーの質だけで無くブレインの存在も。
どんな形であろうと勝利は勝利であり、あくまでも個人個人の能力を見れば格上で間違いないのだからファウル等汚い手以外のどんな手を使ってでも勝利したチームこそが勝者になるのだろう。
「たった一人のための物語」
彼の事が好きになりました。
試合だけを見て相手を見極めるなんて無謀というかなんと言うべきか、普段の姿もしっかり見てから告白すべきだったろうな。 -
高槻優雅が監督した試合は読んでてぜんぜん飽きませんでした。次々と繰り出される戦略には驚いたし、その度に感動しました。サッカーは知性の勝負。あながち間違っていないなと感じさせられました。
全国出場おめでとう赤羽高校サッカー部! -
レッドスワン、第2作。
前作の設定が丁寧に引き継がれています。
一人一人の選手の成長や、絆の深まりを通してチームが強くなっていき、いよいよ部の存続をかけたラストバトル。
今作も熱い展開に、胸が踊りました。 -
面白かった。もう最高に熱い。良い小説だ。
漫画を読んでる気分にさせてくれる(褒め言葉)。 -
【この情熱だけは、誰にも奪わせない。新時代の青春サッカー小説、第二幕!】
インターハイ予選の顛末を受け、赤羽高校サッカー部はラストチャンスを得る。最大の祭典、冬の全国選手権への出場が叶えばチームは存続、予選で敗退すれば廃部となることが決まったのだ。
舞原世怜奈の指導の下、戦力強化を図っていく『レッドスワン』にあって、高槻優雅もまた〈指揮者〉として鍛えられていく。
その未来は『絶命』か『生還』か。赤き誇りを取り戻すため、少年たちは最後の決戦に挑む。レッドスワンサーガ、誇りと覚悟の第二幕!