グーグーだって猫である6

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 151
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048742498

作品紹介・あらすじ

オオシマさんを見守り、ほかの猫にも心を配る、いつもやさしかったグーグー。あなたは永遠に、私たちの心の中で“good good”な猫として生き続けるでしょう――。涙と感動の最終巻!

感想・レビュー・書評

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  • 角川のPR誌『本の旅人』で毎月一番の楽しみにしていた『グーグーだって猫である』
    ここ2〜3年は、主人公猫のグーグーが心配でした。








    ネタバレあり











    最終回は知っていたけど、まとめて読むと、やっぱり泣きたくなりました。
    グーグー、大好きだよ!
    大島弓子にとって、グーグーはセラピー猫で、他の猫たちを受け入れるお父さんで、
    でも一番かわいいおっとりやんちゃ坊主で…。
    グーグーが亡くなったら、この連載も終わるんだろうな…と薄々は感じていたものの、
    やっぱりさみしい。

    グーグーが「んるる」って鳴く声を、また聞きたいよ。

    • magatama33さん
      私も「本の旅人」で読んでいました。ここ数年は手に入れづらかったので久しぶりに手に取ってみたら最終回でした。
      「ありがとう」グーグー。
      私も「本の旅人」で読んでいました。ここ数年は手に入れづらかったので久しぶりに手に取ってみたら最終回でした。
      「ありがとう」グーグー。
      2011/09/26
  • いつも忘れた頃に出るグーグーの本。
    いつの間にか、猫がたくさん増えていて、誰が誰だかもう判別がつかず。ひたすら大島さんが猫を捕獲して避妊手術したり病気の治療をしたりしてる。
    少し前にブロクで「猫に囲まれた猫ばあさんになるのが夢だ」と書いたけれども、現実の猫おばさんはとっても大変なのだ。
    繁殖していく猫の自然と、人間の生活は、ついに共存できないのかもしれない。
    サバが死んでしまったときも悲しかったけど、グーグーもついに天に召されてしまったのだな。猫がいなくなると、心にぽかんと穴が開く。

  • グーグーの最期。幸せな猫生だったと思う。

  • 飼い猫&ノラ猫観察・保護エッセイの最終巻。グーグーが亡くなったので連載も終ったそうな。相変わらずの野良猫への気配りと世話焼きっぷりは凄いなあ、と感心する。

  • ノラ猫を保護して去勢手術してまた放して、イエネコになる子もいて、最終的には12匹と共に暮らした日々。でもグーグーはやっぱり、特別な存在だった。震災当日の猫たち、そして作者の簡潔な気持ちも描かれた完結巻。

  • (2014.01.06読了)(拝借)
    大島さんが飼っている猫、庭にやってくる野良猫、その猫たちと大島さんとの交友録というところでしょうか。
    主役はグーグーなのでしょうから、グーグーが15歳8か月でなくなったためにこの本が最終巻となっています。
    猫にもいろんな癖の猫があるようで、猫を飼っている人にとっては、共感できることが多いのかもしれません。
    猫を一匹だけ飼うのと、複数の猫を飼うのは苦労が倍以上になる感じです。それが6匹とか10匹とかになったら、猫の世話だけで、一日が終わりそうです。
    大島さんの所は、グーグーが亡くなってもまだたくさんの猫がいるので、相変わらず、猫を相手の奮闘が続いていることでしょう。

    内容紹介(amazon)
    オオシマさんを見守り、ほかの猫にも心を配る、いつもやさしかったグーグー。あなたは永遠に、私たちの心の中で“good good”な猫として生き続けるでしょう――。涙と感動の最終巻!

  • グーグーの最期。
    なんか、読者のわたしから出てくる言葉も、

    「ありがとう」

    だったりします。

    ありがとう、グーグー。
    おやすみ、グーグー。

  • 動物愛護がどうとかほんとどうでもいいよ・・

    グーグーの臨終、本当にありがとう。

    いとしいいとしいグーグー そんなことを考えるとき

    世界はあなたとわたしだけになる

  • 猫好きにはたまらないのだろうが・・・。
    『綿の国星』で頭をガツンとやられた身としては、
    一生懸命完結版まで読んでみたが、
    心境が完全には分からなかった・・・。

    一生懸命さは伝わる。
    本当に猫好きなんだなぁと。

  • いつもの作風で穏やかで・・・著者の大島さんと猫たちの暮らしぶりが描かれていました。ただ、なんとなくばたばたと過ぎてしまい終わりになってしまったのが残念でした。

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著者プロフィール

栃木県生まれ。短大在学中に『ポーラの涙』でデビュー。昭和53年より「月刊ララ」に掲載された『綿の国星』は、独特の豊かな感性で描かれ、大きな反響を呼ぶ。『ミモザ館でつかまえて』『夏のおわりのト短調』『パスカルの群』など著書多数。

「2011年 『グーグーだって猫である6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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