DIVE!!

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
4.20
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本棚登録 : 215
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (679ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048738521

作品紹介・あらすじ

高さ10メートルの飛込み台から時速60キロでダイブして、わずか1.4秒の空中演技の正確さと美しさを競う飛込み競技。その一瞬に魅了された少年たちの通う弱小ダイビングクラブ存続の条件は、なんとオリンピック出場だった!女コーチのやり方に戸惑い反発しながらも、今、平凡な少年のすべてをかけた、青春の熱い戦いが始まる-。飛込みにかける少年たちを描いた、青春文学の金字塔。

感想・レビュー・書評

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  • 4部構成の飛び込みを題材にした青春小説。
    マイナーな飛び込みなのに感情移入がしやすい物語である。

    知季・要一・飛沫の三人のキャラが立っている。
    特に要一の生き方にあこがれる。

    4冊を一巻にまとめた678ページもある大作であるが
    一気に読めました。


  • ミニコメント
    飛込み競技に青春を捧げるひたむきさに心魅かれます。

    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/481705

  • 最後まで、どうなるのかわからなかった。
    辞書のように分厚いけど、面白いので一気に読めた。
    構想ファイルはネタバレがあるので読み終わってから見たほうがいいかも。

  • こんな分厚い本は初めて。
    ダイブという競技にもさほど興味もなかったし、そもそもいつもならスポーツものは選択しないのに重たい本を手にして後悔。それでも一気に読めた。

  • 2021年4月ドラマ化
    摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99089955

  • 『DIVE!!』と『紳士同盟クロス』と『HiGH&LOW』は、私の中では同じジャンルにくくられている。あとは『鈴木先生』もわりと近い。一見脇役に思えるようなキャラクターがていねいに深くつくり込まれている作品が大好きだ。特にこの4巻なんて、次々視点が変わっていくのがたまらなくて、試合が一巡するたびに「次は誰なんだろう…」と緊張しながらページをめくった。登場人物全員を好きになってしまう作品に出会えるのはいつでもうれしい。
    一度読んだ小説はあまり読み返さないほうだけど、『DIVE!!』は全4巻の単行本を1回、全2巻の文庫版を1回読んだうえで、この豪華版を購入してさらに2回も読んだ。太陽光のようなまぶしいイエローのパッケージの中に、これをプールの水の色と言わずして何と言うんだ、と思うような真っ青な装丁が美しくて、物理的にも大好きな本。付属の取材レポートやキャラクター資料は「こんなすばらしいものを見せてもらえていいのか!」と思った。
    おすすめの小説を聞かれると必ずこの本を勧める。10人近くの友人が実際に読んでくれて、全員がおもしろかったと言ってくれた。発売から20年弱が経っているなんて関係なく、今後も周囲にずっとずっと勧め続けたい作品。

    【読んだ目的・理由】好きな作品だから
    【入手経路】買った
    【詳細評価】☆5.0

  • アニメ化おめでとうございます。
    ということで記念に新装版で再読しました。

    巻末に設定資料的なものがついていたのですが、点数計算表がすごかったです。
    あと校閲部からだめ出し、とあって、校閲ガール・・・となりました。笑。

  • 図書館で手に取った時、辞書かと思ったくらいの分厚さ。

    最初から最後まで、青春!

    登場人物が全員キラキラしてて、まぶしー。

    何となく知季がオリンピック行くんだろうな~とは、予想はできたけど、後半徐々に飛沫とか要一の出番が多く、知季はどうなるの?と、ドキドキでした。

    知季、要一、飛沫、レイジ・・・、これからも、コンクリート・ドラゴンに挑戦していってほしい。

    で、その続編が読みたい!

    森絵都さんの本は元気がもらえる!!




    (敬介パパのあの叫び、思わず笑ってしまった。)

  • 着水までの2秒間に秘められた「青春」を読め!

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • ダイブ、飛び込みに打ち込む男子中高生の、爽やかで一生懸命な話。

    性格も体格も能力も違う少年達が、それぞれに悩んだり目覚めたりする姿が生き生きと描かれていて、非常に面白かった。
    この競技、今までよく知らなかったけれど、見てみたくなりました。

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著者プロフィール

森 絵都(もり・えと):1968年生まれ。90年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞し、デビュー。95年『宇宙のみなしご』で野間児童文芸新人賞及び産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、98年『つきのふね』で野間児童文芸賞、99年『カラフル』で産経児童出版文化賞、2003年『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞、06年『風に舞いあがるビニールシート』で直木賞、17年『みかづき』で中央公論文芸賞等受賞。『この女』『クラスメイツ』『出会いなおし』『カザアナ』『あしたのことば』『生まれかわりのポオ』他著作多数。

「2023年 『できない相談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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