- Amazon.co.jp ・本 (1003ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048734455
感想・レビュー・書評
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ファンタジー小説です。
昔々、ロードス島戦記というファンタジー小説を読んで続きが気になって、寝る間も惜しんで読んでいた頃のワクワク感を思い出しました。
そして、その頃ほど、ファンタジーの世界にワクワクするような感情移入ができない自分に気づき、ちょっとさびしいような変な気持ちになりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
終盤の展開に泣きました。
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内容(「MARC」データベースより)
小学5年生の亘は、幽霊が出ると噂される建設途中のビルの扉から、剣と魔法と物語の神が君臨する広大な異世界-幻界(ヴィジョン)へと旅立った…。謡口早苗の幻想的なイラストを掲載。2003年3月刊の箱入り愛蔵版。 -
うん年前に購入して読破!このバカ厚いけどカッコイイ装丁大好き!
ヴェスナ・エスタ・ホリシアで別れた亘と美鶴がうん年後に映画で再開して感動!美鶴戻ってきたよ!おまじない叶った!涙! -
「冒険ファンタジー」と聞いてたのに、第一部はあまりそんな雰囲気じゃなくて意外だなあ、という感じ。ひたすらに厳しく残酷な現実が、あまりに痛々しくてしかたがない。しかもそれがあまりに「現実」なので、これをどう「幻界=RPGの世界」にスライドさせるんだろう……と危惧していたものの、さすがは宮部さん。しかも一部の「現実」がなければ、二部の「RPGの世界」の物語にも重みが出てこないだろうしな。
二部以降、とにかくスリリング。ミステリ的な部分もあり、ホラー的な部分もあり。数々のキャラクターもすっごく魅力的だし、文句なし(一番好きだったキャラが死んじゃったのがあまりにショックでしたが)。ただ「楽しい」だけの話じゃないのもかなり高ポイント。考えさせられる場面が多いよねえ……。 -
手に入れようと決意した時すでに絶版になってたため探して購入
扱いが怖くて未だ読まず、上下巻の方を相変わらず読み倒してます
この作品はファンタジーですが、映画とは異なりそこにたどり着くまでの導入部がかなり長かったです
当時高校生だった私は、疲れました
けれど一冊の本にしては多すぎるほどのものを、このおはなしは語ってくれました
濃厚な、幻想的な空気を纏うこの作品
ぜひぜひご拝読ください -
映画にもなっているが映画より数倍話が重い。
賛否両論有ると思うが私は好き。
ただこの愛蔵版重過ぎて読んで居られないのが難点。 -
ファンタジーとして描写は文句なし。世界構築も都合よくはあるが必要充分に機能している。小学生の成長物語としては、序盤の1/3は文句なしに幼い子供に贈りたいと思える。読破した今は良識ぶりたい世代に好まれそうな本だと感じている。少なくとも我が子には贈らない。厳しさと冷たさは違う。その点で、私とは感性の合わない書き手なのだろう。
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受験期なのに、読み始めたらとまらなかった。
愛蔵版ならではの挿絵がお気に入り☆かなりの長編だけれど、オススメです! -
2006.11.18 ゼミで取り上げた作品。根気のエンターテイメント。とにかく長い。