銀ちゃんが、ゆく: 蒲田行進曲完結篇

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048724661

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  • 蒲田行進曲の続編。大部屋の役者マコトが語る銀ちゃんのその後。蒲田行進曲では破天荒な役者として描かれていた銀ちゃんには、実は暗い過去があり、そして自己中で迷惑な家族がいたという話。銀ちゃんは根は優しく真面目で今を精一杯生きている感じがする。事務職の自分には刺激が強すぎるが、この世界では強気に自己主張しないとやっていけないのだろう。(本当かどうかは判らないけれど)見栄っ張りが揃う昔の役者の世界が描かれていて面白かった。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。劇作家、演出家、小説家。大学時代から演劇活動をはじめ、73年『熱海殺人事件』で岸田國士戯曲賞を当時最年少の25歳で受賞。70年代演劇界に一大旋風をおこす。82年『蒲田行進曲』で直木賞受賞。現在も国内外で活発な劇作・演出活動を続ける。

「2018年 『小説 熱海殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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