レッドスワンの絶命

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 235
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048692212

作品紹介・あらすじ

炎のストライカー、中山雅史推薦! デビュー5周年記念サッカー小説。<br><br/>私立赤羽高校のサッカー部『レッドスワン』。新潟屈指の名門チームは、不運なアクシデントが続き崩壊の危機に瀕していた。しかし、廃部寸前に追い込まれたその時、救世主が現れる。最後の闘いが今、幕を開ける。

感想・レビュー・書評

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  • サッカー小説に惹かれて読んだ1冊。
    新潟市在中でサッカー好きの僕。かなりハマリました!
    ストーリーは古豪の高校サッカー部の危機に立ち向かう物語。
    サッカー専門用語や戦術も多く出るのが僕的には楽しく。
    終盤の対戦相手偕成学園って新潟市のあの高校がモデルなのかなとも。
    すごく楽しみなシリーズを見つけました。
    また次作も読んでみるつもりです。

  • サッカーは大好きなので愛を持って楽しみました。続編も読みますよ。

  • 私立赤羽高等学校サッカー部『レッドスワン』。
    九度の全国大会出場経験を持つ新潟屈指の名門は、不運なアクシデントが続き崩壊の危機に瀕していた。
    試合中の負傷によって選手生命を断たれた少年、高槻優雅は、為す術なくその惨状を見届けるのみだった。
    しかし、チームが廃部寸前に追い込まれたその時、救世主が現れる。
    新しい指揮官として就任したのは、異例とも言える女性監督、舞原世怜奈。
    彼女は優雅をパートナーに選ぶと、古臭く凝り固まってしまった名門の意識を根底から変えていく。
    どんなチームよりも“知性”を使って勝利を目指す。
    新監督が掲げた方針を胸に。
    絶命の運命を覆すため、少年たちの最後の闘いが今、幕を開ける。
    (アマゾンより引用)

    面白かった(*^ω^*)
    ただサッカーのことに詳しくないから、文章追ってるだけじゃ状況が想像できないけど…

  •  サッカーをこよなく愛する著者による待望のサッカー小説。ストーリー的には前監督の退任から意外な新監督の就任、練習の進め方を始めとする急激な改革、学校側の廃部への思惑等盛りだくさんですが、それぞれを上手く絡めて尚且つサッカーに詳しくない読者にも楽しめるよう配慮されているのは親切。
     試合のシーンも丁寧で解りやすく書かれているのは著者の巧さだと思いますが、心理描写が独特(泣いている主人公に風媒花のように―と言ったり)で目を引きました。

  • 綾崎さんの本がすごく好きだ。サッカーに全くと言っていいほど興味がなかったのに、面白い。よくある青春部活モノとはまったく違う雰囲気がる。
    2016/10/28

  •  サッカー小説。勢いがあって面白かった。続きもあるようなので、そちらも読みたい。

     地の文にも偶に用語解説が入ったりしていたのだが、あまり邪魔されることなく、逆にどういう意味だこれ?と用語解説のページに行く必要が無くて助かった。
     上手く試合数を調節できるような設定を作ってあって、話の流れがスムーズで勢いに乗って読むことができた。

     残念な点は、序盤の新監督による旧監督の糾弾が引退の決まった3年の前で行われたこと。
     1・2年はその破壊の後に創造があって救済されるが、3年は破壊されて終了。
     旧監督についてきて、3年の冬という時期まで部活に残って戦った彼等。結果を残せなかった上、旧監督の病気により叱責されることもなく謝罪することもできず宙ぶらりんな状態であんなことを言われる姿は、とても辛いものがあった。
     とても教育者のすることとは思えない。

  • サッカーの青春小説。

    サッカーを詳しく知らない人でもわかりやすく、世界に引き込まれていきました。
    舞原家の人たちも登場するので、綾崎さんの本が好きな方はより楽しめると思います!

  • まあ、想定通りな展開。設定が入り込めない感じだし。
    文章もそこそこ。
    でも!!サッカー好きなら楽しめるね。
    いろいろ面白かった。

  • 綾崎さんのキャラの描き方はすごく好きなのだけどサッカーについて予備知識がなく、試合シーンは臨場感を感じられず…。でもそれはこちら側の力不足なので。一人一人の個性や思いが立つ文章を書くなと改めて思った。

  • レッドスワン名前がかっこいい。せれな先生いいね~「サッカーが好きな子が、肩の力を抜いて純粋に楽しめる。そういう部活にしたいの」夢は日本代表監督。プレミアリーグ。レッドスワンは死なない。おもしろい。みんなかっこいい。

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著者プロフィール

2009年に第16回電撃小説大賞選考委員奨励賞を受賞し『蒼空時雨』(メディアワークス文庫)でデビュー。「花鳥風月」シリーズ、「ノーブルチルドレン」シリーズなど、メディアワークス文庫にて人気シリーズを多数刊行するほか「命の後で咲いた花」などの単行本も刊行。講談社タイガでも「君と時計と」シリーズ(全4巻)を刊行。恋愛青春小説の書き手として10代20代女性読者から多くの支持を集めている。

「2021年 『セレストブルーの誓約 市条高校サッカー部』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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