女学生探偵と偏屈作家 ―古書屋敷殺人事件前夜―
- アスキー・メディアワークス (2013年11月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048660723
作品紹介・あらすじ
大人気ボーカロイド曲「古書屋敷殺人事件」以前の女学生探偵・花本ひばりと偏屈な推理作家・久堂蓮真の痛快事件録!書き下ろし!!女学生探偵シリーズ初ノベライズ!
感想・レビュー・書評
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軽快な探偵小説。
ひばりの可愛らしい恋心も微笑ましい -
ものすごく硬派で、渋めの推理小説だと思います。ミステリーというジャンルの中では、ダントツでオススメです。
女学生探偵花本ひばりと、推理作家久堂蓮真が、悪口をぎゃーすかぎゃーすか言い合ってるコメディちっくな場面が多いですが、トリックはガチガチに練られた本格物です。特に「両国幽霊屋敷殺人事件」では、解き明かされていく過程で背筋がゾワッとすると思います。
時代設定が(おそらく)昭和前期なので、令和の今とは違ったレトロな雰囲気も楽しめます。 -
帯に『大人気ボカロ曲「古書屋敷殺人事件」の著者が紡ぐ女学生探偵シリーズ』とあるとおり、そのシリーズだか曲だかを知っている人向けでしたね。
まったく知らずに読んでも読めなくはないけど、時代設定もキャラ設定も説明がないので、正直、わけが分からない。
作家の人は偏屈というより、単に大人気ないだけと思うのですが。
あと、語り部の女の子が、作家のほうも『先生』て言うし、学校の先生も『先生』て言うから、分かりづらかった。
全体的に、キャラも内容も薄かった。
子ども向け…とは言わないけど、若い人向け、て感じですね。。。 -
推理大好き女学生が、小説家の家で助手をしたり
推理してみたり。
人が死んでないのはともかく、最後の話は
首を突っ込むのはどうかと…。
いや、公認(?)で首を突っ込んだというか
突っ込まされたというか。
かなりそちらに流されていた感がある
推理ではありましたが。
とりあえず、食べ物は大事にしましょう。 -
いきなりアガサ・クリスティのアクロイド殺しのネタバレがっつり書いてあっておいおいってなりました。
そして、私はまた2巻から読んだんだな…
面白かったです。
ひばり嬢、すごいぱっつんだなー。 -
歌詞から勝手に想像していた文体のイメージよりティーン向けでした(古書屋敷で覆るけど)。しかしひばりちゃんのバタバタ感はかわいい。読んでるとき頭の中で、ひばりちゃんも先生もCDのドラマパートまんまの声で喋るので楽しかったです。
叙述トリックはまさしく「将来有望作家隣にいますよ」(こっちむいてほい)だなぁと……やられた。 -
某動画サイトで作品の存在を知ったので読んでみたけど、コミカルで割と面白かった。