愛蔵版 アルケミスト

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047913974

作品紹介・あらすじ

羊飼いの少年サンチャゴは、アンダルシアの平原からエジプトのピラミッドに向けて旅に出た。そこに、彼を待つ宝物が隠されているという夢を信じて-。「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」少年は錬金術師の導きと、さまざまな出会いと別れのなかで、人生の知恵を学んでいく。世界中の人々の人生に大きな影響を与えてきた夢と勇気の物語。

感想・レビュー・書評

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  • パウロ・コエーリョの本は3冊目。

    この作品は10代、20代で読むべきだと思った。
    若ければ若いほどその時には心に響かないかもしれない。それでも、早い時期に再読してもらえたらいいなと思った。

    「夢の実現を不可能にするたった一つのものは、失敗するのではないかという恐れ」
    「夢の実現には、自分には不可能だと思えることに挑戦する勇気がなくてはならない」

    世界共通ですね。

  • 夢を諦めない人だけが夢を叶えられる。それは当たり前だけど、夢を諦めないってとても辛く、苦しいことで、夢を追う過程で色んな辛いことが起きる。でも、それらの辛いことは全て、夢を叶える前兆なんだなと、この本を読んで感じた。

    小さい頃からの夢を叶えるって、凄いことだと思うし、諦めないで夢に向かっている人はかっこいいと思う。

    大きな夢じゃなくても小さな夢を努力して頑張るってすごいことだと思う。この本から、自分の心と向き合って、自分の叶えたい夢はなんなのか、本当の自分の気持ちと向かい合うことの大切さを学んだ。

    夢に向かって頑張っている方、自分の夢についてもう一度考えたい方におすすめしたい本。

  • 夢を探す話し。

    10、20代初期に読むのをお薦めします。

  • 凄く勇気のでるファンタジー哲学書?
    冒険のひとつひとつを人生に置き換え読むことが出来ました。

    少年が冒険をはじめすぐに挫折を味わいますが、そこで不思議な石ウリムとトムミムを持っていること自体で夢を信じて進むことが出来ます
    これってものすごく大切なことなのに、残念ながらウリムとトムミムは現実にはありません。
     だけどこのウリムとトムミムをの代わりになるものは、親・兄弟・友人・教師などから『すごいね、偉いね』とどれだけ自信となる言葉を掛けてもらう事が、このウリムとトムミムになるのではないかと・・・ 特に親から自信をもたせる言葉は本当に大切では無いのかと感じながら読みました。

    今日も子供を褒めてあげよう!

  • 一歩、行動範囲を広げてみる、
    そんな気持ちになる本.

    自分の中にある”なんか気になる”
    日常のなかにある”なんか気になる”
    を探してみようと思う作品.

  • 若い時に読んだ方がいい本だが、若い時に読んでもあんまりピンとこないかも。この歳で読んだので、この本の良さがわかったのかな。

  • キャラバンでのらくだ使いの言葉が響いた。
    「私は過去にも未来にも生きていないからです。もし常に今に心を集中していれば幸せになれます。人生は、今私たちが生きているこの瞬間だからです。」
    過去と未来を見て、漠然とした不安に襲われるけれど、今に集中する、今すべきことをするという視点は大事だなあと思った。

    夢を叶えようとする途中で、邪魔をする人や出来事があって、諦めそうになっても、それは前兆であると捉えて、その時を耐えることが夢を叶えることに繋がるのだと思った。すべては1つで、辛いことも夢を叶えるために必要な‪こと。
    自分の心と対話をして、自分が今どうすべきなのか、それを誠実にやっていったら、助けてくれる人もきっといるはず。
    今あるものを手放すことは怖いけれど、一歩踏み出す勇気と、信じ続ける心の強さがあれば、きっと願った方向に行ける。もっと幸せを掴むことが出来る。
    夢や目標を持って、それを叶えたいと思えた1冊だった。

  • 20年ぶりぐらいで再読。前回読んだ時のことはあまり覚えていないけど、五十の声を聞いてから読むと全てが示唆的で心に沁みた。これまでの人生が肯定された気持ちになるし、今からでも何かを始めたくなる。また忘れた頃に読み返したい。

  • 前兆と夢を追いかけること。
    昔から読まれていたこの本を読んで、長く読まれていた理由がわかりました。
    夢だけでは食べていけないかもしれないけれど、夢を見ることが毎日の日課になる日々も淋しいと思う。
    いつか振り返った時に、自分が良かったと思える時間を過ごすことが、大切に生きるということなのかもしれないと思えた一冊。

    また1年後に読もうと思う。

  • 夢を追い求める羊飼いの少年のお話。

    美しいけれど、説明的な部分が自分にはちょっと合わなかったです…。

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著者プロフィール

1947年ブラジル、リオデジャネイロ生まれ。現代において最も影響力のある作家の一人といわれている。2002年よりブラジル文学アカデミー会員。著作の多くが世界的ベストセラーとなり、88か国語に翻訳され、これまで170以上の国々で3億2000万部以上を売り上げた。多くの名誉ある国際的な賞を受賞しており、そのなかにはフランスのレジオン・ドヌール勲章がある。2007年には国連ピース・メッセンジャーに任命された。

「2021年 『弓を引く人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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