- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047355385
作品紹介・あらすじ
ある日、聖女召喚に巻き込まれて異世界転移してしまった近藤誠一郎、二十九歳。経理課課長補佐として昼夜問わず働き続けて社畜根性の染みついた誠一郎は、異世界でも「仕事」を要求。しかし、与えられたのは「とんでも予算申請書」に判を押すだけの簡単なお仕事。『横流し課』と呼ばれる王宮経理課のヌルい仕事に誠一郎は大激怒! 経理課の立て直しに乗り出した! そんな日々で誠一郎が手に入れたのは『疲れが吹っ飛ぶ栄養剤』。胃が痛まない! 片頭痛がしない! 首肩腰が痺れない! もっともっと働ける!! 異世界すごいと感激した誠一郎だったが、異世界の栄養剤はとんだ副作用をもたらし命の危機に! 魔力ゼロの誠一郎が助かるためには「魔力のある人」に『挿入してもらう』必要があり……。「助かるなら」とあっさりと状況を受け入れた誠一郎は、眉目秀麗で寡黙な美丈夫・第三騎士団長アレシュ(♂)に身をゆだねるのだが――。意思疎通皆無、捧腹絶倒社畜BL。
感想・レビュー・書評
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オカン系騎士団長いいですね…かっこかわいい…。それに絆されず効率重視の近藤という関係もいいな…今後は騎士団長さまがそれをうまく餌にして絆していくといいと思う!聖女さまも、これからきっと素敵な女性になるんじゃないかな。王子は反省してほしい。
2巻もまた読もう。 -
面白かった!
最近は漫画とラノベとBLしか読んでないなぁ…。でも面白かった!!!
なんだろう、自分はもっと働かなくては、と思わされた(笑)
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マンガ版から原作へスライドしてきました。小説はやっぱりドバッと読めるところが魅力的ですね!(もちろんマンガも良き)
効率重視な近藤の最短で最大の効果を求める仕事ぶりは私も身に覚えがあるので読んでいて面白く、異世界に来てまで仕事ばかりしている社畜な近藤と、芋づる式に近藤と関わることになり、氷の貴公子の呼び名が嘘のように感情豊かなアレシュ様が笑えます。
でも自分の行動が理屈に合わなくなったけど、気持ちに正直な策士のアレシュ様は近藤を追い込み、気付いたときにはもう遅い…。もー全部自分で近藤の面倒を見たいとか、途中からのダダ漏れ溺愛は目が潰れます。
個人的にもっとカミル宰相が二人の中に割って入ればいいと思いました。(巻末報告書風) -
ふつうの社畜(笑)が、異世界に召喚されて、ついつい社畜根性で経理の仕事しまくるお話。ぎしぎしは朝ちゅんです。なんか淡々としている効率厨な主人公が面白かった。もっと読みたい。
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聖女の転生に巻き込まれた社畜サラリーマンBL。
社畜というか仕事中毒でお願いして王宮の経理課へ就職するも、異世界の空気があわず(聖女のオマケだから)病弱に。お世話してくれる騎士がいるけど、そんなの関係ねぇ仕事させろ!って感じのBL。でも弱ってエロい目にあっちゃうよ。webではエロは朝チュンばかりだったんで書籍版はどうかな?レビューにないから購入迷ってる。ちなみにひと段落はあるものの続き物。