池上彰の「経済学」講義 ニュース編 覇権をめぐりお金が武器に

著者 :
  • KADOKAWA/角川マガジンズ
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本棚登録 : 188
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047317543

作品紹介・あらすじ

テレビ東京などの放送でも話題。池上彰の愛知学院大学講義本・第2弾。お金を武器に覇権を争ってきた戦後世界。東西冷戦後の資本主義の暴走、原油価格の乱高下、宗教と経済の関係などから、21世紀の世界を考える。

感想・レビュー・書評

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  • 特別講義を本にしたもので学生向けに経済について分かりやすく説明しているものであったので理解が進んだ一冊であった。

    特に世界情勢と合わせての解説により経済は様々なことと繋がっているので幅広くアンテナを張り巡らせて行かないとと考えさせられた。

    この一冊で学んだことを元にさらに経済への知識を身につけたいと思える本であった。

  • 小学生向け

  • お金が武器に。

  • 経済を分かりやすく解説する。さすが池上さんだな、分かりやすい。

  • 意外と厚い本。読むにはそこそこ時間を要した。

  • 初めて読んだ池上さんの本。たまに?なところもあるけど、さすがに職人芸だなあという感じ。

  • 内容自体は簡単なので、400ページ程あるものの、数時間で読み終える事が出来る。

    勿論それは何よりも池上彰氏の説明が簡易で分かりやすく書かれているから。この簡易さを実現するには、やはり相当の情報と知識が無いと出来ない事だろう。

  • もの凄〜く、面白い!
    大人になってからの勉強は楽しい。ざっくり流し読みの私が珍しく舐めるようにして読んだ本。世界はそれぞれの利害で動いていて、地理、宗教、歴史的成り立ちから今がある。お金を中心に考えると、スポーツ競技の様に、勝敗や優越がクッキリと浮かぶ。日本は小さな陸の孤島だから、世界情勢に疎くとも、ボヨヨンと生きていられるけれど、陸続きの国々の努力や苦労は計り知れないなと思った。

    こちらのニュース編の前に歴史編がある様です。
    娘が『ヘタリア』が大好きなので、歴史編を買ってあげようと思います!地図や図解が的確で、参考書よりもわかり易い。AからLまでのドル紙幣の話が面白かった。12の連邦準備銀行。全く気がつかなかったな〜。解る。繋がる。そうだったのか!楽しいね。

  • テレビでも放送された、2014年愛知学院大学の講義の後半のニュース編をまとめた一冊。

    前編に当たる歴史編を元にしつつ、
    ・石油を巡る地政学
    ・お金が変動為替相場制等で商品になった現実
    ・リーマンショックの原因
    ・EUとユーロの歴史的な考察
    ・国の金融政策(日銀とFRB)
    ・宗教と経済の関係(イスラム金融を含む)
    ・企業の成長と衰退を考える(スターバックス、マイクロソフト、アップル、amazon)

    番外で、akbの総選挙についても経済学的な分析を試みています。

    1つ惜しかったのは、マイクロソフトのところでジャストシステムの「花子」を表計算ソフトと紹介していましたが総合グラフィックソフトで、ジャストシステムの表計算ソフトは、「三四郎」です

  • 「歴史編」よりもビジネス寄りに感じました。内容は講義形式で読みやすく、面白いです。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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