猫医者に訊け!

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
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本棚登録 : 222
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (149ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047304772

作品紹介・あらすじ

「くるねこ」でおなじみの"猫医者"がビシッとお答え。"猫"と"人"にまつわる100問・100答。

感想・レビュー・書評

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  • くるさんのイラストで楽しめました
    せまくても、おんなじフードでも猫にとって落ち着くこと
    可哀相なのは、猫じゃなくて猫をなくした自分
    ・・・なんだな

  • くるねこさんでこんな本が出た、と知り面白そうなので購入。とは言え質問に答える形の本なので猫用医学書として使おうかと思ったんですがそれにはちょっと不十分かも。一回読んでしまえば取っておく事もないかな…と個人的には思いました。

    ヒトの世界もネコの世界も医学は日進月歩だなあとつくづく思います。昔はわからなかったことや手の打ちようがなかったこともどんどんわかるようになったり治療法が発見されたりで目覚ましい事この上ないなあ…。
    ただ、ネコもヒトと同じで色々と個体差があるから一概には言えないよね、という事も沢山あるので一般論として読んでいればいいのかな、と思いました。誰だって自分の飼い方が正しいとは思いがちだしな。
    ネコの屋内飼育は可哀想、という人はまだ結構多いですが(それもネコを飼ってない人にそういう事を言う人が多い)、ネコは毎日を同じルーティンで区切って同じところに行って同じことをするから狭い空間でも大丈夫、というのは救いです。確かにウチの猫も朝は二階、昼はイス、夜はストーブ前、と寝る場所変えてるものなあ…。という訳でそれなりに楽しく読みました。
    ネット連載らしいので気がむいたらネットの方読んでみようかな。

  •  語り口は軽妙で面白いのだが、新しい知識はなかったなぁという印象。あと、言い切る割に根拠が薄い(もちろん先生の中にはあるんだろうけれど、説明にはあまり出てこない)ので「ああそうね」みたいな感じで終わってしまうかも。

  • 結構辛口で書いてあって、それがほんと猫のことを考えた視点であることがいいかも

  • 「くるねこ」に登場する猫医者さんの
    モバイルサイト『はぴはぴくるねこ』の担当コーナーを本まとめたもの。

    コンテンツでは登録が必要でみれなかったので、ぜひ猫の勉強のためにと近くの本屋さんで購入。

    専門書的な書籍なのかとかってに思っていたのですが、くるねこさんのイラストがすべてのページにあったり、くるねこさんの猫医者さんへの質問があったりと、結構くるねこ度も高いです。(よく見たら表紙に名前が載ってました)

    猫医者さんが質問に答えていく形式なのですが、なかなか辛口にばっさりと回答なさってます。

    専門用語をあまり使わず、分かりやすく回答することを心がけているとのことで、専門的な見解というよりも個人的な意見という印象ですが、
    一番大事なのは猫!!
    猫のことを考えて行動することを強く訴えかけられていたように思います。

    一番印象に残った話は、
    得意なことを仕事とするのが良いという話。
    好きなものは10年後に好きかどうか保障がないというのは、
    なんだか心に響くなぁと思いました。

    同じ流れかもしれませんが、
    くるねこさんの(知り合いの住職の)転職と適職の話も印象に残ってます。

    私にもそういうものが早く見つかればよいなぁと
    猫というよりも人生の勉強になりました。

  • 口が悪い。媚びろとは言わんけど人に読ませる文体で書けないものか。
    猫がいても安全な殺虫剤、このコラムが掲載されたころから凍結スプレーはあったと思うけど。

    ボブテイルは脊椎形成異常が原因。
    1日に8時間(恐らく連続で)胃を空にしないと健康に悪い。
    らしい

  • 978-4-04-730477-2 149+2p 2015・7・10 初版

  • 猫好きならずとも読むべき。
    バイブル的に読んでおいて損がない。

    猫医者の一問一答。
    獣医としてのスタンスが素晴らしい。

    1989年に愛知にて猫専門クリニック開業。
    甘い考えの飼い主に対しても一刀両断。
    これを読んでから動物を手元に置いても良いくらいだ。
    自分もまだまだだと思う事が。
    勉強になります。


    挿絵、質問者であるくるさんの絶妙なツッコミやら、イラストが効いてます。

    猫と生活して長い私でも知らないこと多数。
    勿論猫を取り巻く環境も、世界も変わってきていて。
    猫=室内飼い 
    と私の幼少時代からは随分変わったものです。
    にもかかわらず、相変わらずノラ猫は多く。
    外飼いの猫さんも多い。
    損はないので一読されることを望む。

  • 猫専門の獣医さん30年の鈴木真先生の「猫医者に訊け!」、2015.7発行、とても勉強になりました。最初の頁が「猫は、地球上で一番進化した哺乳類!?」と(^-^) 猫のからだ、しぐさ、食、病気、つきあい方について「Q&A形式」で説明されています。私が注意すべきことは①できるだけサラサラで細かいトイレの砂に②ちょこちょこ食べさせない(食事の回数は少なければ少ないほど老化は進まない)(キャットフードの一番の敵は酸化、フードを置きっぱなしにしない)③フードを与え過ぎない④便秘になりやすいので、ウンチが小さいと注意

  • 20160929読了
    自分が猫のことをよく分かってないってことが分かった。

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著者プロフィール

株式会社まこじろう福祉事務所 執行取締役
公益社団法人 神奈川県介護福祉士会理事
神奈川県立西部総合職業技術校 非常勤講師
映画「ケアニン」「ケアニン2」介護指導

YMCA健康福祉専門学校にて介護福祉士を取得し病院で勤務。役職者として、病棟運営や人材育成に関わり介護教員の資格も取得。教育を学ぶ中で、介護過程での介護の専門的な思考を言葉にすることや記録として文字に残すことの重要性を知る。退職後は、介護事業所教育担当やボランティア活動の事務局をする中で、介護業界をよりよくしたい、「環境を変えることで介護が変わる」と株式会社まこじろう福祉事務所を設立し、人材育成のコンサルタントや講師として活動する。現在は、訪問看護と小規模多機能型居宅介護を開所して、「困った人が目の前にいたら助ける」と、さまざまなケースを断らず、精力的に受け入れている。
著書に『そのまま書ける! 早引き 介護記録の文例・表現辞典』(ナツメ社)、『よくある場面から学ぶ介護記録』(中央法規)がある。

「2023年 『伝わる介護記録の書き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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