おこぼれ姫と円卓の騎士 提督の商談 (ビーズログ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
3.98
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本棚登録 : 153
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047297104

作品紹介・あらすじ

王の専属騎士集めも折り返しとなり、未来の女王に欠かせない"夫"を探すことに決めたレティーツィア。目を付けたのは"勇敢なる大艦隊"総司令官に就任したばかりのナパニア国第六王子・ソレス。彼に会うため騎士達とナパニアの客船に乗り込んだレティだが、そこには奔放な王子との"劇的な出逢い"が待っていて…!?人懐っこい王子サマにあのレティが振り回される(!?)最強女王伝説第9弾!

感想・レビュー・書評

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  • レティは夫候補の若きナパニア国大艦隊総司令官ソレス王子に会いに行くが、太陽のように明るく天然の王子に振り回される。しかし、王子は麻薬密輸の疑いで拘束されて裁判に掛けられてしまう。さて、どうするというところで、圧巻の展開になる。自ら弁護士となって無罪を勝ち取るのだが、この行為も、自分では将来のためと言い聞かせているが、生来の人の好さから来ていて、それが相手にとっては「ひとたらし」になってしまうのだ。恋というのは「相手に自分を見て欲しいと思うこと」と定義ぽい言葉が出てくるが、そうなるとレティはまだまだだね。まあ、まだ17歳(なんと!)だから。

  • ソレス王子、ナイスキャラでした

    2017.10.22

  • このシリーズはずっと安定して★4つだと評価してたのですが、ソレル王子が素敵で★1つ追加しました。

  • ソレス王子素敵ー!

    能天気で無能なように見せて、本当は誰よりも周りを見てる賢い人、好き…。
    レティの代わりに私がソレスと結婚したい。

  • ダラダラした男子からの甘い攻めの展開に期待と、そんなのレティ様じゃない!と反発半分。
    しかし、早々にもソレス退場で、後半は、やっぱり結局カッコいいレティ様
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3925.html

  • 前回に引き続き王の生まれ変わりに
    まったく意味をなさなくなっていて、
    本当に残念。
    只優秀な姫な感じでもったいない。

    今回は力を使うこともなければ、
    苦悩してもない場面で夢が出てきてしまって
    設定ぶれてきてませんか??

    設定上しょうがないが、キャラを出しすぎたため
    主人公以外が意味をなさず、、。

    とりあえず冒頭の王に指名されて
    驚いたは、本当にやめて欲しい。
    そこの説明文は、王の部屋についての
    文言を増やしてくれないと…。

    面白く読んでいたのでどうにか復活して欲しい。

  • 一巻から九巻までの感想をまとめて!

    まず楽しめました。久しぶりにラノベで当たった! と思いましたよ。このところ、新しい作品は駄目なものに当たることが多かったので、楽しかった。
    世界観、登場人物の造形。レティの騎士選びも八犬伝のようで面白い。
    このままぶれないで、最後まで完走してくれることを切に祈る!

  • シリーズ9巻目。
    今回はレティの未来の夫候補の1人「勇敢なる大艦隊」の総司令官、ナパニア国第6王子ソレスに会いに行っています。そして、船に乗ったり海に落ちたり、弁護士をしたり、裁判したり、と今回も盛りだくさん(笑)レティが自由奔放だけど憎めない太陽のようなソレスに振り回されていますwwなので今回ディークたちの出番はほとんどなかったような・・・。でもその分レティがカッコ良すぎる!有能な美人弁護士!!彼女に弁護してもらえたらどんな裁判も勝てそうな気がする(笑)
    今回は罪を被せられたソレスを救うことがメインの話だったので恋愛面での進展はなかったな~。デュークもレティを想いつつもそれを表には出さないから、もどかしくて仕方ない。けれどラストでソレスに嫉妬したレティがデュークに対して「その眼で私を見て」と思ったってことは恋に気づき始めてるってこと??・・・と思いたいけれど(笑)
    恋愛面ではなかなか進まないこのシリーズですが、話の展開がいつも面白く予想もつかない内容なので毎巻楽しく読ませてもらってます。次巻も楽しみ!

  • 今回ばかりはソレス王子の楽しいキャラが立っていて、「主役張れるんじゃない?」と思ったりしてデュークが少々食われてた(笑)。ザイーツ副船長の正体には驚きました。ここでこうストーリーに絡ませて登場させるとはなかなか手が込んでます。本人の与り知らぬ所で、教育制度についてレティに勝手に闘志を燃やされるノーザルツ公、名前だけの登場だったし、気の毒でありました(笑)。

  • ナパニア国の第六王子のソレスですが、オスヴァルトのつぶやきがすごく気になったけど、ラストで、ああそういうことかって納得。失恋王ルートガーのイラストってみかけないけど、レティの言い方だとソレスに似ているんですね。

    今回のレティは美人弁護士さんでした。えん罪をあえて受け入れようとしているソレスを助けるために、弁護士を探すレティに、デュークとクレイグがここにいるけどってレティを示したところは、ちょっと笑っちゃいました。

    時間がなくても裁判資料を作成したり、筋道立てて自分の思う証言を引き出したり、レティってやっぱりかっこいいわ。

    今回はあんまりデュークとのからみは少なかったけど、政略結婚と思っているうちは嫉妬しなくて、レティがソレスを好きになったら嫌と思うデュークの気持ちはわかるなぁ。

    それにしてもデュークはレティへの気持ちはあんまり表には出してないけど、レティ以外はみんな知っているって感じ?がいたたまれません。

    そろそろ騎士のメンバーも揃ってきたし、あと2,3冊って感じでしょうか。次巻も楽しみにしてます。

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著者プロフィール

第13回えんため大賞≪二期≫ガールズノベルズ部門にて、「おこぼれ姫と円卓の騎士」が優秀賞を受賞し、作家デビュー。

「2023年 『聖女と皇王の誓約結婚 2 恥ずかしいので聖女の自慢話はしないでくださいね…!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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