角川インターネット講座 (4) ネットが生んだ文化誰もが表現者の時代
- KADOKAWA/角川学芸出版 (2014年10月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046538840
感想・レビュー・書評
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ネットワーク文化
サブカルと呼べるのか?
誰でもアウトプットできるが
それは他のモノからの引用が大部分である
本当に価値のあるものは少ない
情報が多すぎる
リア充非リアとの境界を表現することが無意味になった
自分達は何に向かって進んでいるのだろうか?
そこにあるもの詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2022年10月~11月期展示本です。
最新の所在はOPACを確認してください。
TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00515891 -
読了。2014年の本。長いこと積ん読していた。YouTubeでホリエモンと著者が対談していたのを見て読もうと思った。ネットの文化についていけてないので、あまり内容が古いと感じなかった。8人の著者が書いている。監修者の文章が一番面白かった。
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九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1165044 -
ざっくり、
・炎上、祭り
・SNS
・リア充と非リア
・コピペと二次創作
・嫌儲
・ネット論壇
・ネット的とネット原住民
こんな感じ。
歴史と背景を知ることが今のネット文化を知ることにつながる。 -
こういう本って、バランスを取るのがとてもむずかしいと思うんだけど、歴史がきちんと振り返られていたりしててなかなかよかった。
炎上は祭り。炎上をなんとか社会学のコンテキストまで引き上げようとしているところとかも刺激を受ける。
小野ほりでいの章が一番心を動かされたかも。かなり力が入ってて、人柄が感じられた(知らないけど)。社会学っていいよね。と感じられる本でした。角川で監修が川上量生ってことは、社長が監修ってことなんだねえ。それでこの茶色の本が大量に出版されているわけか。 -
テーマ毎に執筆者が異なるので章によってムラがある。面白かったのはコピペや2次創作を、和歌の本歌取りになぞらえた文章。スペースが何処でも、例えサイバー空間であっても、人間自体はそんな変わらないよ、と。
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川上さんの他にもいろんな人が書いてるので、いいとこもあればイマイチなとこもあり。
ただ、このシリーズはザッと目を通してみたいなと思いました。 -
ドワンゴの川上会長の編著作。ネット内部における社会的な動きについての解説。炎上、祭り、リア充、コピペなどネット特有の状況と思われていたものが、ネット原住民、新住民という考え方を用いることで、リアルでも(水面下で)存在する異なる価値観が表面化しているとしている。リア充はあくまで非リア充の対義語として存在しており、ネット原住民のアイデンティティの表出とする。また、祭り・炎上も単なる愉快犯ではなく、価値観を集団として試しあって、新たな社会を作るムーブメントの一部としている。