ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ (角川つばさ文庫)
- KADOKAWA (2016年8月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046316363
作品紹介・あらすじ
本を読めない「体質」の五浦大輔は、古本を売りに鎌倉の古本屋「ビブリア古書堂」を訪れる。店主は人見知りだがきれいな女の人で、持ち込まれた古書の謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。
感想・レビュー・書評
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犯人を突き止めるシーンは鳥肌がたった。舞台が湘南地域であるのも親近感があって面白い。
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なかなか面白かった。
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皆さんご存じのベストセラーの第一巻が、角川つばさ文庫でも出版されました。漢数字以外のすべての漢字にふりがながふられているので、小学生でも読めるようになりました。
https://www.honzuki.jp/book/312443/review/283599/ -
落穂拾い、読んでみたくなりました。
このシリーズは読んでみたくなる本が出てきますが、栞子さんから聞いてもみたいですね。
大輔君が羨ましいです。 -
登場する本を知ってたらもっと楽しめるんだろうなぁ、と。
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読んでいる本と完全一致するレビュー欄がなかったので同系列本レビュー欄のここに書き込ませて頂きます。
タイトル「ビブリア古書堂の事件帖~扉子の不思議な客人たち~」
本題には要りますが悪くはありませんですが内容がマニアックで外れのない無難な本を探していた私には途中ながら不向きなような気がして第二段を購入してまで読むかは微妙なところです。 -
短編集。
「晩年」感想
どんな手を使ってでも、自分の手元に本を残そうとするはずだ。
度を超した執着は人を不幸にする。
どんなに大切なものでも、自らを危険にさらしてまで守ろうとするのは、やはり正気の沙汰ではない。
犯罪だとわかっていても・・・というより栞子を突き落とした時点で犯罪なのだが・・・「晩年」を手に入れようとした犯人も、五浦を騙してまで「晩年」を守ろうとした栞子も普通ではない。
彼らの気持ちは理解できないけれど、本自身がしゃべれたならどう言っただろうと思う。
多くの人に読まれてこその本ではないのか?
大切にしまい込まれてしまっては、本来の役割とは違ったところでの価値だけが一人歩きしているようにしか感じられない。
五浦がビブリア古書堂から離れようとした気持ち、少しだけわかる気がした。
読みたいのだけれど本が読めない五浦。
本を愛し、本の知識も豊富だけれど、人との付き合いが苦手な栞子。
二人がいろいろな事件に遭遇するたびに、徐々に距離が縮まっていく感じが好きだった。
いろいろな作品が登場するのもいい。
中には読んでみたいと思った作品もあったし、何よりも軽いタッチで読みやすかった。 -
好き
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発売前からコメントしていた角川つばさ文庫版「ビブリア古書堂の事件手帖①」を購入して再読。今回のつばさ文庫版は越島はぐさんのラフイラストで登場人物が描かれているため新鮮だった。そして栞子さんは極力お澄まし顔だったのでニヤニヤして読んだ。