バッテリーII (角川つばさ文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046311139

作品紹介・あらすじ

巧と豪は、「最高のバッテリー」になるという夢をもって、中学生になった。ところが、中学校の野球部では、きびしい監督にしたがわないと試合に出してもらえない。先輩たちも言われたとおりにするだけ。ピッチャーとして、何よりも自分の球を信じたい巧は反発し、先輩たちに目をつけられてしまう。そんな巧を心配する豪だったが、ついに、ある事件がおきてしまい…!?巧と豪のキョリが縮まる、第2巻。小学上級から。

感想・レビュー・書評

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  • 一巻から比べてだいぶ泥っとしてきた。
    念願の中学野球部に入って、巧のピッチングが通用したりしなかったり、ていう部活の話が増えてくるのかと思ったら。
    部活は部活でも、こんな昭和なヤンキー的な部活のドラマになるとは。

    豪が賢すぎて、巧が相変わらず気高い。セイハに至っては、エスパーなんじゃないかと。東谷と沢口がフツーの中学生で安心します。

    てか、紅茶を飲む習慣のある中1男子もレアだけど、紅茶を淹れてくれと巧に頼まれて、淹れることのできる豪もだいぶレア。てかそこはもはやファンタジー。

    先生たちは昭和のリアルな教師です。いたいた、みんなあんな感じだった!巧の、全編通して一貫した腹立ちポイントはすごく共感できます。私も中学生のとき、こんなこと考えて反抗してたなぁ!て思い出します。巧みたいな男子はいなかったけどー…

    オトムライとの対決シーンは良かった。野球って一度もやったことないけど、やってる人ってこんなに楽しいのかな?て想像しながら読みました。

  • 軟式野球部に 所属している 中2長男と 重なりながら 読みました。こんなに 野球に打ち込めれるなんて…少し うらやましい。

  • 先生の話聞いてたの!?
    綺麗な声だと思いました。ってくだりクゥーってなりました。

  • 中学生になりました。
    巧の性格上、そうそううまくはいかないやろうと予想はしてましたが、こんなにこんがらがるとは。
    先輩に痛めつけられるところとか、巧と豪の仲睦まじいところとか、ちょいちょいもやっとする描写があって戸惑う。
    中学生男子ってこんなんやっけ?って。
    大人のお姉さんの願望的なものが含まれているような気持ちになりました。

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著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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