ウォーレン・バフェットの「仕事と人生を豊かにする8つの哲学」 資産10兆円の投資家は世界をどう見ているのか
- KADOKAWA (2021年12月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046054036
作品紹介・あらすじ
バフェットはなぜ投資家でありながら「賢人」と呼ばれ、GAFAの一流経営者からも尊敬されるのか――。
10兆円を超える資産を持ちながら、莫大な寄付をして慎ましい生活を送るオマハの賢人、その「幸せな仕事と人生」の秘密は、8つの哲学にありました。
世界一尊敬される幸せなお金持ちの、シンプル・ルール!
バフェット哲学を「ものの見方」「考え方」「守備範囲」「リスク対策」「習慣」「お金のルール」「時間管理」「自分磨き」の8項目にカテゴライズして解説する他、バフェットがなぜ今日本の商社に投資したのか、なぜコロナ禍でも利益を出せるのかといった注目トピックからの考察も行います。
ラリー・ペイジやジェフ・ベゾスをはじめとする超一流経営者も学び引用するバフェットとは何者なのか、バフェットの「幸せに成功する」人生に近づくためには何をするべきなのか――株式投資歴80年目を迎える節目の決定版。
感想・レビュー・書評
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1番刺さったのは、「優れた人と仕事をすれば優れた仕事ができるが、愚かな人と仕事すると人生滑り落ちていき、邪悪なる人と仕事すると不幸な結末が訪れる」。心の底から尊敬できる人に出会えていないので、そういう人を見つけて仕事したい!
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バフェットは投資家ですが、語られる言葉は金融投資に限らず、自己投資や時間投資などにも通じます
人生を豊かにするための言葉ばかりです
バフェットが体験したことに基づきながら大事なことを伝えてくれます
一番刺さったのは、「あの人がそうしたからは、自分の行動の理由になり得ない」部分
身近なところでは、ついSNSなど他の人がやったから、流行ってるから、と手を出すこともありますが、真似る前に今一度、自分で本当に良いか、自分自身に落とし込んで行動したいですね
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はじめに資産10兆円超えの人格者、ウォーレン・バフ
ェットに学ぷ
序章 「オマハの賢人」バフェットはなぜ勝ち続けられるのか
グーグルのラリー・ペイジやアマゾンのジェフ・ベゾスは、バフェットから何を学び、何を経営に活かしてきたのか?
東日本大震災の年、バフェットはなぜ日本を訪問し、今なせ日本の五大商社に投資したのか?
コロナ禍でもバフェットが貰いた「Never bet against America」とは
バークシャー・ハザウェイはなせコロナ禍でも利益を出せるのか? バフェットはいかにして「オマハの賢人」となり得たのか?
哲学1 バフェットの見方―短期ではなく「圧倒的長期」でものを見る
目先のことに一喜一級する必要はない
自分がほれ込んだ企業なら、何十年でも付き合う
見るべきは株価ではなく成長性やプランドカであり、買うべきは株券でなく永続的に収益を生んでくれる事業である
10年後に生き残る可能性が高いのは、アプリよりアイスクリーム
最終的に成功するのは、ギャンプラーではなく小さな利益を積み重ねた人
哲学2 バフェットの考え方―周りの声に惑わされず、自分の頭で考える
「あの人がそうしたから」は、自分の行動の理由になり得ない
重要な決断は、隣の人ではなく「鏡」を見て行うべきである
他人のブームには目もくれず、事実と根拠を追い求めよ
批判や誘惑に打ち勝つには、自分の中に「内なるスコアカード」を持つここだ
確信と勇気を持って、群衆とは逆方向に走り出せ
哲学3 バフェットの守備範囲―自分の「能力の輪」を決して出ない
どれほど人気がある投資先でも、自分がよくよく理解していないものには決して手を出さない
どんな時でも原理原則に忠実でいられるか
大親友ビル・ゲイツの会社であっても、10年後のことはわからない
並外れた業紐を達成するために注目すべき「簡単なこと」
大切なのは判断する回数ではなく、その質である
哲学4 バフェットのリスク対策―原則は「損をしない」こと
「安全域」を常に意識して投資する
優れた経営者と優れた事業、片方しか選べないなら「事業」を選ぶ
借金してもいいのは純資産の25%まで
失敗を前向きなものにするためには
分散投資はベストなリスク回避策ではない
哲学5 バフェットの習慣―一度身につけたルールは絶対に守り抜く
たとえ遊びでも、自分の規律は破らない
10代で出会った師の教えを90歳になっても守り続ける
「知っている」ビ「できている」の大きすぎる違い
既存の原則に、オリジナルの創意工夫を重ねて完成させる
習慣や原則と同じだけ「道理」ど「誠実さ」を重んじる
哲学6 バフェットのお金のルール―毎年着実に成果を上げ、社会に還元する
どれだけ裕福になっても、倹約と貯蓄を基本どする
お金は、自分が好きなことを上手にやった副産物であるべきだ
バークシャー・ハザウェイの経費は同業他社平均の250 分の1
稼いだ額で人生を測るようになると、ろくなここにならない
「幸福な1%」として生まれた人の義務
哲学7 バフェットの時間管理―決して無駄遣いせず、使うべきところには徹底的に
会議は最低限、手帳は真っ白
ニューヨーク以外で金融の仕事をするこいう「あり得ない選択」企業買収のような重大な事案でも、イニスかノーかの判断はその場でする
運命共同体である株主のための年次総会ならば、時間は無制限
本を読み、頭を使い、調べる時間を毎日とる
哲学8 バフェットの自分磨き―良い人生はお金では買えない
本当は、人前で話すのが大の苦手だった
給料は二の次、自分より優れた人、尊敬する人と一緒に働くここ
成功を支えてくれる人々を引き寄せられる人物であれ
どれだけお金を稼いでも、愛されたい人に愛されない人生は空しい
名声は脆いものであり、信頼は一生かけて築く価値がある
おわりに「価値を高めてこそ価格もついてくる」という生き方 -
バフェットさんの考えはごもっとも。反論の余地もない。
ただ自分が海外駐在中の短い期間で投資をし、かつ利益を上げるためには、長期的な目線での投資(ブランドへのこだわり等)<今後2〜3年で確実に株価が上がりそうな企業への投資に軍配が上がった。
数年後どう出るか期待。 -
バフェットほんといいよなぁ。参考になる生き方。金持ちの使命を持ってる。作者もバフェット好きなんだろうな。自宅購入を黒歴史にしてる話好き。株を買うんやない、事業を買うんや!
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バフェットの生きる上で大事にすることが分かった
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価格ではなく、価値に注目する。
読みやすい。 -
ウォーレン・バフェットが仕事、投資、人生に対して持っている価値観を学べる。
また、世界一の投資家になるまでの道のりが分かるため自分が稼ぐために必要な力も分かる。
文章や語彙も難しくないため読みやすい。 -
自分の能力の輪を推し量ること
お金は自立に必要だが、全てではない
一度身につけた習慣の大切さ
価格ではなく、価値に着目する