世界一やさしい「才能」の見つけ方 一生ものの自信が手に入る自己理解メソッド
- KADOKAWA (2023年4月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046052056
作品紹介・あらすじ
短所を消すと長所(才能)もなくなる!? 「才能」と「スキル」の違いって説明できる? もう自己啓発セミナーに通い続ける必要もありません。さっさと自分探しを終わらせて、自分の人生に夢中になりましょう!
感想・レビュー・書評
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【がんばらないこと】
前著もよかったのですが、途中で作業が終わってしまい結果を得ることができませんでした。
今回もいいことが説明されていました。
目から鱗が、「がんばってやっていることは才能ではない」ということです。
確かに、がんばらなけれならないということは、無理をしているということです。才能があることは無理することなくできることです。
巻末に例が多数紹介されていることから、見つけやすいと思います。
抽象的な概念だけでは思いつかないことが多く、具体例を多数挙げていただくと何かしら自分にあてはまるものがあるので、腑に落ちます。
「つい、やってしまうこと」を見つけたいと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
憧れになろうとするのは間違い。憧れるのは故に自己否定である。憧れの対象は自分に持っていないものだから。。
資格やスキルが大事なのではなく、才能を見つけることが大事だよ。長所を活かして短所をカバーする。長所を活かすために環境を変える。
才能を育て、開花強化させていくのはロールモデルプレイを重んじること。 -
人よりうまくできることではなく、ついやってしまうことが才能である。
見つけ方は「他人にイラッとすることは?」「親や先生によく注意されたことは?」「他人は嫌がるのに自分には楽しいと思えることは?」と自問自答する。
また「人から褒められて意外だったことは?」「私が他人と違う点は何ですか?」に他人に聞いてみる。
見つかった後は活かすこと、育てること。
258冊目読了。
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著作者:八木仁平
発行者:KADOKAWA
本書には、著者の体験談や読者からの感想なども掲載されており、より理解が深まります。
ワークを実際にやってみると、より効果を実感できるでしょう。
参考になれば幸いです。
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とても分かりやすく、図解などもあって読みやすい。
才能=ついついやってしまうことという定義は新しい感じがした!
でも今の自分の生活に直接活かせるかどうかは微妙な感じがしてしまった。
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本当にスッキリとした気持ちにさせてくれつつ、これで自分の人生が好転させられそうだと思わせてくれる素晴らしい本であった。
但し、最も学ぶべきは、本の内容そのものではなく、
・なぜこのように前向きで分かった気持ちさせてくれるのか、という話の展開
・取り組み始めるハードルを下げるチェックリストなどの各種ツールを開発する過程で、筆者自身の思考を纏め上げる方法論
といった、制作過程や思考過程をマネすることではないかと感じた。 -
自分が得意なことって何だろう?と考えた時、いくつか思い浮かぶことはあるのだけど、自分よりもっと上手くできる人がいるから得意とは言えないなぁという結論にいつもたどり着いていた。
例えば私は行動力があるタイプだと自負しているが、自分のコミュニティにはまた自分と違ったタイプの行動力の塊みたいな人がたくさんいる。
類は友を呼ぶってことなんだろうけど、目指す環境に身を置くと、とたんに自分の才能が埋もれるという現実がある。
(歌が好きで歌のサークルに入ったら、周りの人はみんな歌が好きだから、自分の「歌が好き」というアイデンティティは薄れるのと同じ)
でも一般的に人が当たり前にできないけど自分にとってはどうってことないものがすでに才能なわけで、自分より上がいるからっていうのは関係ない。まずはそこをきちんと理解できた。
そして、その才能はしっかりと育ててこそ人のためになる。社会でどういったことに役に立つのか、ここは発想の勝負なのかな。巻末付録にたくさん例があってすごかった。
こうやって1000もリストを書き上げるのはまさに筆者の才能。
人の役に立てたと実感できればさらに磨きがかけられ、好循環に進んでいく。
さらに2つの才能、3つの才能を組み合わせれば、唯一無二の才能になるし、自己理解を深めればアイデンティティはもっと解像度高く言語化できるようになるのかな。
そんなふうに今の仕事で自分の力を発揮できたらめちゃくちゃカッコイイ。
ありがとうの反対は、当たり前。
「有難いこと」と「当たり前」は人によって全然違う。なので人はそれを交換し合っている。交換によって収入が生まれる。
この考え方すごくいいと思った。
私はずっと、医療者としてモヤモヤしていたことがある。それは、人の不幸をお金にしているという後ろめたさをどこかで感じていたからだ。
予防という考え方も広まってはいるが、まだまだ看護師が収入として受け取れるのは病気や何かしらの支援が必要な人がいるからだ。
でもそれって、その人は決して不幸なわけではなく、人の助けを有難いものだと思っているだけの人なのかもしれない。
その「有ることが難しい」ことに対し、私は「当たり前」に助けるという価値を提供して対価を受け取っている。
人の不幸を金にしている訳じゃない。
こじつけかもしれないけど、気持ちが楽になった瞬間だった。
そうそう、人によってされて嫌なことも、されて嬉しいことも違う。
自分がされて嫌なことは人にしてはいけませんって小さい頃から教訓のように教えられてきたけど、なんか違うよなと最近思ってた。はっきりと間違いだと思えたので、呪縛から解放された気分。
才能を見つけるとは違うところでカタルシスを感じられた。 -
▼誰でも才能が見つかる
「自分は特別な才能がない」
そう思ってる人でも自分の才能が見つかっちゃう、画期的な本です。
ついやってしまう無意識のクセを才能として開花させるからです。
▼5月に読んだ中でダントツNO.1
才能に対する思い込みを変えてくれて、「なるほど!」の連発です。
私は著者の八木 仁平さんの本が大好きで、前作の『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』も読みました。
前作より質問ワークが取り組みやすく、自分に対する理解が深まります。
▼才能と同時に課題も可視化
才能を見つけるワークに取り組んだ結果、「学んだ知識をていねい、個性的に表現する。」が私の才能だと診断できました。
同時に、その才能を活かす技術を身につける必要があることも痛感しました。
自分の才能と足りないもの。
自分に対する理解が深まるので多くの人に読んでほしい1冊です。 -
とても読みやすくわかりやすかった。
図解の使い方も絶妙。
短所と長所は表裏一体とはわかっていても中々いい方にばかり目を向けることは難しい。
短所は補いつつも、長所を伸ばしていくスタイルで。
才能マップも完成させたけれど、才能が自分的当たり前なことすぎて。
才能って自分の気づかないところに隠れているものなんだな。