サイフの穴をふさぐには? 学校も会社も教えてくれない税とお金と社会の真実
- KADOKAWA (2020年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046044495
作品紹介・あらすじ
贅沢しているわけじゃないのに、なぜかお金がたまらない……
それ、サイフの穴のせいかもしれません
源泉徴収表ってどう見るの?
社会保険料って何に使われてるの?
借金の連帯保証人ってどういうものなの?
知っておきたい基礎知識から、知らないと怖い落とし穴まで。
いまさら聞けない税とお金の社会のしくみを、ストーリー形式で楽しく学べる1冊。
感想・レビュー・書評
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ストーリー仕立てでスラスラ読める。お金の知識について、広く浅くざっくり理解できる。
字が多くてイメージがつきにくいので、図がもう少しあればもっと良かった -
# 会社員向け「税金の教科書」
## 面白かったところ
* ストーリーベースで読めるから、読書難易度が低い
* 初めに給与明細を読み解くところから始めて、節税やフィナンシャルプランニングに繋げる流れがとても良い
* サラリーマンでもできる公式の節税術や、今風の詐欺の紹介などに作者の愛を感じた
## 微妙だったところ
* サラリーマン向けであるため、ふるさと納税のワンストップ特例制度の紹介があっていいんじゃあないかと思う
## 感想
カネを増やす方法に関しては無尽蔵に情報が溢れているが、資産を守る方法で基本的かつ具体的、そして読みやすい指南書は当書が初めて。
SNSを利用した詐欺やハニートラップによるMLM勧誘の例は日常茶飯事であるからこそ、知らない人には知っておいてほしい情報。
自分自身も連帯保証人の法的な効果を知ることができたし、株式投資のざっくりした学びを得ることができた。
ぜひとも他人に紹介したい一冊。 -
初心者むきでした
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マルクス「労働者の得た給料は、ほとんどが労働力の再生産に回されるので、結局ほとんど労働者の手元には残らない」
だから少しでも投資に回して、資本家を目指すのが、資本主義社会で幸せになる道。 -
内容に理解できない部分がないことが、本当に素晴らしい!これは、ほんと国民みんなが知るべき。じりじりとサラリーマンの天引き(源泉徴収)を利用して増税されていたり、知らないと損する制度を使っていなかったりするのは本当にもったいないし、みんなが知識を持っていればだまし取る人も減るはず!
特に、詐欺をする人に負けるな。カモリストにのるな。うまい話には裏があると疑え!年利20%越えはあやしいという具体的な数字もありがたい。これを教科書に若者たちに教えたいね。 -
かなり基本的なことだけど、その基本すらうやむやな私にとってはすごく読みやすくて勉強になる本だった。会話形式だからスラスラ読める!
この本読んでからさっそくふるさと納税やりました -
給与明細や変遷徴収の味方、お金の基礎知識についての本。
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マネーリテラシーの無い独身、三崎くんが、自宅にある貯金箱を壊そうとしたところ、豚の貯金箱にお金の神様・フゴーが宿り、マネーリテラシーを伝えていくおはなし。
三崎くんとフゴーの対話形式で進められていくので、飽きないし、初心者向けで読みやすい。
連帯保証人についても書かれていて参考になる。 -
入門書。社会のルール(しくみ)はきちんと自分で勉強しないといけないんだな、と。