叱るより聞くでうまくいく 子どもの心のコーチング (中経の文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 46
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046017307

作品紹介・あらすじ

子どもの話をていねいに聞くことは、子どもをまるごと受け入れる
ことです。親子の信頼関係や子どもの心の土台を作ります。また、
子どもは、自分で問題を解決する能力を持っています。それを引き
出すのも「聞く」ことで出来るのです。文庫化において、子どもの
タイプを理解して、さらに「聞き方・伝え方」も上手になるコツを
加筆収録。

1章 「叱る前に聞く」で子どもの自己肯定感が育つ
2章 「聞きながらほめる」で子どもは伸びる
3章 ママたちの「聞く」の疑問に答えます!

感想・レビュー・書評

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  • タイトルで期待して読みましたが、類書と大きく変わらず少し残念でした。
    手に取りやすく、読みやすい内容なのは、とてもよかったですが。

  • 気持ちを大切にして、行為はNGと分ける

    ●やだ!
    嫌なとき→【甘やかし】嫌だからやめる
    →【ガミガミ】やらないなら帰るよ!と言う
    →【甘えさせる】理由を伝えて諭し、できるようになる手助けをする
    ※子供が甘えたいポイントをおさえつつ!

    気持ちならいくらでも甘やかそう
    気持ちが受け入れられるとわかれば、頼っても拒否られないと思えるようになるのかも

    叱る代わりに、心配悲しいこわい困ったからお願い、という伝え方をする

    ヘラヘラしてても、叱られるのが怖い
    「真剣にお話しているから、笑われると悲しいな」

    癇癪は、落ち着いたら話を聞くね→落ち着いたら抱っこして、気持ちを推測して言う→泣いたり泣き止んだら心に響いた証拠


    ●ほめ
    ほめるポイントは、本人が認めてほしい、という所


    ●嫌い
    大嫌い!はママに気持ちをわかってほしい、に変換して聞く くすぐっちゃう関わりも良き
    親を困らせる子は困っている子で、わかってほしい、受け入れてほしいが暴走して暴言になるかも
    言うとすれば、「そんなふうに言われると、悲しいな」

    ムスコがわたしをすきなことを信じる

    ●赤ちゃん返り
    上の子は気持ちを伝えるのが下手というものなのかも
    突然のかっかタイムを導入して、一緒に何をしようか?する 秘密の時間にはどんなわがままも聞く
    また二人の時間を取りたいから、二人の秘密にするよ と言う


    ●わたし
    どうせ受け入れられない、と思うから、我慢と犠牲で生きようとしてしまう

    いっそ、子どものために自分の頑張りを認める、でもいいかな

    反抗期の言葉「ごめんね、でもあなたを大事に育ててきたのよ」


    ●協働して育児をする
    夫との価値観の不一致も、「かっかはこう思うよ」と正直に子どもに話す
    子どもの前で価値観の喧嘩をするよりもいい
    価値観は究極的には好みだから
    正解もない

  • 3歳2ヶ月
    1歳3ヶ月

  • こどものタイプ別での対応が記載。
    OK、NG対応が4コマで挿入。
    聞くことがベースで、ほめる、認める、叱ることで生きる力を育み、質問や話し合いによりより子どもらしさを引き出す。

    ほんとうに伝えたいことこそ、おだやかに何度も伝える。


    C0137

  • 内容もイラストも分かりやすくてよかったです。
    子育ての方法に正解が無いのはまさにその通りだと思います。色々とインプットはしつつ、時代と子供に合う対応をしていくことが一番かなと。

  • 若干、私の考えと合わないなぁと思う所もあったが、読んでよかった。

    ・親が子供に怒ってどなるのは、子供に甘えているから。確かに、どんなに私が怒っても、子供は深い愛情で私を許してくれる。

  • 「怒る」のは自分のため。「叱る」のは、子どものため
    本当に伝えたいことは、おだやかに何度も伝えて
    気持ちには「YES」、行動には「NO」
    「今すぐ」「早く!」と、子どもにではなく自分に言っていませんか?
    「ママ、見てて!」には、「よ~く見ているよ」で受けとめて
      ──目次より

    小学校教師とコーチングの経験から「聞く」ことのたいせつさを説く
    まじめで一生懸命なママたちに贈る子育てがとっても楽になる本

    2014年刊の単行本に加筆して文庫化

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著者プロフィール

一般社団法人 子どものこころのコーチング協会代表理事。9年間の小学校教師時代を経たのち、コーチングのスクール「コーチ21(現コーチ・エィ)」を開催する一般社団法人 子どものこころのコーチング協会を設立。インストラクターの育成のかたわら「ママの心を楽にする子育てアドバイザー」として多数の講座・講演を持つ。これまでにアドバイスしてきたママののべ人数は約7000人にのぼる。ブログ『子育ては“聞く”が9割でうまくいく』は、完璧なママよりも、ママになるためのヒントが人気を呼び、1日10000アクセスを超える。

「2016年 『叱るより聞くでうまくいく 子どもの心のコーチング 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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