叱るより聞くでうまくいく 子どもの心のコーチング (中経の文庫)
- KADOKAWA (2016年8月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046017307
作品紹介・あらすじ
子どもの話をていねいに聞くことは、子どもをまるごと受け入れる
ことです。親子の信頼関係や子どもの心の土台を作ります。また、
子どもは、自分で問題を解決する能力を持っています。それを引き
出すのも「聞く」ことで出来るのです。文庫化において、子どもの
タイプを理解して、さらに「聞き方・伝え方」も上手になるコツを
加筆収録。
1章 「叱る前に聞く」で子どもの自己肯定感が育つ
2章 「聞きながらほめる」で子どもは伸びる
3章 ママたちの「聞く」の疑問に答えます!
感想・レビュー・書評
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タイトルで期待して読みましたが、類書と大きく変わらず少し残念でした。
手に取りやすく、読みやすい内容なのは、とてもよかったですが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
気持ちを大切にして、行為はNGと分ける
●やだ!
嫌なとき→【甘やかし】嫌だからやめる
→【ガミガミ】やらないなら帰るよ!と言う
→【甘えさせる】理由を伝えて諭し、できるようになる手助けをする
※子供が甘えたいポイントをおさえつつ!
気持ちならいくらでも甘やかそう
気持ちが受け入れられるとわかれば、頼っても拒否られないと思えるようになるのかも
叱る代わりに、心配悲しいこわい困ったからお願い、という伝え方をする
ヘラヘラしてても、叱られるのが怖い
「真剣にお話しているから、笑われると悲しいな」
癇癪は、落ち着いたら話を聞くね→落ち着いたら抱っこして、気持ちを推測して言う→泣いたり泣き止んだら心に響いた証拠
●ほめ
ほめるポイントは、本人が認めてほしい、という所
●嫌い
大嫌い!はママに気持ちをわかってほしい、に変換して聞く くすぐっちゃう関わりも良き
親を困らせる子は困っている子で、わかってほしい、受け入れてほしいが暴走して暴言になるかも
言うとすれば、「そんなふうに言われると、悲しいな」
ムスコがわたしをすきなことを信じる
●赤ちゃん返り
上の子は気持ちを伝えるのが下手というものなのかも
突然のかっかタイムを導入して、一緒に何をしようか?する 秘密の時間にはどんなわがままも聞く
また二人の時間を取りたいから、二人の秘密にするよ と言う
●わたし
どうせ受け入れられない、と思うから、我慢と犠牲で生きようとしてしまう
いっそ、子どものために自分の頑張りを認める、でもいいかな
反抗期の言葉「ごめんね、でもあなたを大事に育ててきたのよ」
●協働して育児をする
夫との価値観の不一致も、「かっかはこう思うよ」と正直に子どもに話す
子どもの前で価値観の喧嘩をするよりもいい
価値観は究極的には好みだから
正解もない -
3歳2ヶ月
1歳3ヶ月 -
こどものタイプ別での対応が記載。
OK、NG対応が4コマで挿入。
聞くことがベースで、ほめる、認める、叱ることで生きる力を育み、質問や話し合いによりより子どもらしさを引き出す。
ほんとうに伝えたいことこそ、おだやかに何度も伝える。
C0137 -
内容もイラストも分かりやすくてよかったです。
子育ての方法に正解が無いのはまさにその通りだと思います。色々とインプットはしつつ、時代と子供に合う対応をしていくことが一番かなと。 -
若干、私の考えと合わないなぁと思う所もあったが、読んでよかった。
・親が子供に怒ってどなるのは、子供に甘えているから。確かに、どんなに私が怒っても、子供は深い愛情で私を許してくれる。 -
「怒る」のは自分のため。「叱る」のは、子どものため
本当に伝えたいことは、おだやかに何度も伝えて
気持ちには「YES」、行動には「NO」
「今すぐ」「早く!」と、子どもにではなく自分に言っていませんか?
「ママ、見てて!」には、「よ~く見ているよ」で受けとめて
──目次より
小学校教師とコーチングの経験から「聞く」ことのたいせつさを説く
まじめで一生懸命なママたちに贈る子育てがとっても楽になる本
2014年刊の単行本に加筆して文庫化