面接官の心を操れ! 無敵の就職心理戦略

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046017246

作品紹介・あらすじ

就職活動で自己PRがうまくできない、とくに面接が苦手だという方は多いと思います。
しかし、メンタリズムを活用すれば、どんなに内向的な人でも「面接官に気に入られる」だけにとどまらず、「面接の場、面接官の思考を支配する」ことが可能です。
心理的な技術や知見を持っているかどうか、たったそのことが、自分の人生を左右する就職・転職活動の明暗を分けるのです。

この本では、まず「自分の理想の仕事をする」という目標に向かって、いかに仕事を選択していくべきか、というキャリア戦略の基本を考えていきます。
次に就職活動の最大の関門である面接にフォーカスし、「好感度」「ハロー(後光)」「知性」「トーク」「自信」「嘘」「面接官」という7つの切り口で、心理学をはじめとする科学的知見を応用した、具体的な方法論をご紹介します。
そして、今すぐ実行できて、面接をはじめとする就職活動・転職活動に効果の高いワークを紹介しています。

この本は、最初から順に読む必要もありません。
明日面接が控えている、という人は面接の具体的な方法論をざっと読むだけでも、かなり余裕を持って面接に臨むことができるはずです。

「職業選択の自由」とは、与えられる権利ではなく、自分で磨き、鍛え、手に入れるべきスキルです。あなたが「職業選択の自由」を手に入れるための武器を、本書のなかで一つでも多く見つけてください。


■目次

はじめに──職業選択の自由は、権利ではなくスキルである

【第1部】 後悔しない就活&仕事選びとは?──「いい仕事」を選ぶ3つの原則
 原則1 自分のやりたいことから考える
 原則2 自分の強みから考える
 原則3 ないものを求めず、持っているものを知る

【第2部】 好感度はつくれる──面接を支配する7つの戦略
 戦略1 なにはなくとも好感度と肝に銘じよ
 戦略2 ハローをまとえ
 戦略3 面接的「知性」を作れ
 戦略4 トークで面接官の判断基準を支配せよ
 戦略5 自信はフィジカルに鍛えよ
 戦略6 「嘘」を武器にせよ
 戦略7 警戒すべき面接官を見抜け

【第3部】 人生は一日で変えられる──職業選択の自由を手に入れる5つのワーク
 ワーク1 理想の仕事につくためのスキルを求める連想ゲーム
 ワーク2 だからどうしたゲーム
 ワーク3 3つ挙げる、3つ褒める
 ワーク4 口を読む
 ワーク5 72時間以内に実行する

おわりに──職業選択の自由を手に入れた後の注意をいくつか

感想・レビュー・書評

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  • ・仕事は自分の強み、やりたいことから考える
    ・やりたいことだけをやるのではなく、やりたいことにつながるやりたくないこともやろう
    ・ないものを求めるのではなく、自分の持っているものを知る
    ・話すときは相手の目を見る
    ・テンポ良く大きな声で話す
    ・まずはポジティブな話から始めて(初頭効果)、あとに苦手なことや欠点などちょっとしたマイナスの部分を話す(両面提示)。そして最後はその弱点を回収し、あまりある強みをアピールする(ピークエンド)
    ・自信を身に付けて、緊張や不安をなるべく感じないためには→①毎日30分程度の運動をすること(軽いウォーキングでもOK)②セロトニンが増える食事をすること(青魚、バナナ、大豆製品、乳製品)③瞑想をすること
    ・お守りは、本来の自分らしいパフォーマンスを可能にしてくれるひとつのツールになる
    ・自分の強みについて「だからどうした?」と言われることを想像し、それに対してどう返すかを深掘りして考える。そうすることで、そこをつっこまれてもうまく対応できたり、相手に自分の強みは必要だと納得させられる
    ・相手を褒める習慣は、志望動機を問われたときに応用して使える
    ・自分のアピールポイントは文章ではなく、キーワードで覚えておく

  • 面接官は相手の色々な情報を見破れているようで、実は好感度が相手の印象の大部分を占めるから、好感度をどのようにしてあげるかを説明してある本。

    就職などに限らず、好感度の上げ方に関しては参考になる部分が多かった。

  • とても読みやすくて有益
    「ハロー効果」をうまく使え、うまく見極めることのできる社会人になりたい。

    • kiyotchanさん
      なるほど。ハロー効果により、自分のやる気や強みを最大限に表現することができるかもしれませんね。
      なるほど。ハロー効果により、自分のやる気や強みを最大限に表現することができるかもしれませんね。
      2018/11/10
  • さすがメンタリストという感じがした。

    論理的だし意見に対してしっかり根拠があるからとても納得できるが、内容の中で実践しようと思うものとそうでないものがあるから刺さらない人もいそう

    学んだこと
    出来事に意味を見出すこと(今やってることはやりたいことのための伏線なのか?的な感じで)
    面接では目をみる、ハッキリと話す、印象が大切。
    強みがあればある程度の弱点は隠れるから強みを伸ばす
    面接の必須事項
    初頭効果、両面提示、ピークエンドセオリー
    掴み、強みと弱みの提示、尻上がりに盛り上がる

    瞬間で3つ褒める(即興力、観察力向上)
    こんな人が欲しいと思わせるための逆質問であったり、答え方をする!

  • 面接のテクニックが書かれている本。いかに見た目が大切なのかということがわかった。ハロー効果であったり、視線、話すテンポを意識すると、優秀そうに感じられる。また面接官の口の動きで話を変えるなどすぐに使えそうなことが多く書かれていた。口の動きで話を変えるのは面接だけじゃなくて、プライベートで人と話す時とかでも使えそうだと感じた。

  • 転職を控えているので読みました。
    DaiGoの本については食わず嫌いでいままで読んだことがなかったけど、とても読みやすくて、読者を引き込む力もすごいなと感じた。

    面接官は採用者の実力を正確に判断することが難しく、主に好感度で合否を決めている。
    その前提をもって、面接という場で好感度を上げる方法が書かれています。
    質問に反応よく答えるためのだからどうしたゲームや、度胸をつけるための罰ゲーム、気持ちを落ち着かせるための瞑想など、すぐに取り入れられるものは実践したいと思いました。
    紹介されているのは割と長期スパンで準備するワークが多いので、時間がないという人にはあまり向かない内容かもしれないが
    面接をうまくいかせるだけのその場しのぎのテクニックだけではなく
    理想の働き方を叶えるキャリアの作り方なども書かれていたので、長い目で見ても参考にできる良い本だと思う。特に新卒の人にはおすすめできます。

  • 面接官も1人の人間ということ。

    採用面接官としての立場になったことある友人が、今は採用される側になっているけど、なかなか良いご縁がないと言っていた。所詮どんな人でもメンタリストではなく、その人の価値観で人を選んでいる。だから面接だ!!!って緊張するのではなく自然体で望むのが1番良いのかもしれない。幸いなことに私にとって久しぶりの面接が明日ですが、ものすごくビビってたがなんか気持ちが楽になった。それよか、自分がやりたい仕事もしくは出来る仕事で会社を選んでいた。だけど、今後どういう人生を送りたいのか、どんな経験値が欲しいのかで仕事を選ぶのも有りだなと気づけた。

    本書の中で『1ヵ月罰ゲームリレー』というものがある。1ヵ月恥をかきまくるというものだが、これはいわゆる【失敗は恥ではない】ということを無意識下に落とし込むこと。失敗を重ねて恥をたくさんかけば、恥が恥と思わなくなるというものだろう。
    完璧主義の私にこの方法は無理だ、と思ったけどそれこそが狙いなんだろう。完璧主義の自分を捨て、かっこ悪い自分を受け入れたら自然体の私が出来上がる。自然体の方がパフォーマンスは向上する。

  • 初頭効果➝最初に自分をアピール

    中盤➝失敗体験等

    終盤➝再度自分をアピール

    ☆始まりと終わりが良ければ良い

    ただし、面接官が最初及び最後に、自分をアピールできるような質問を投げかけてくれるかどうかは疑問。

  • 「何の仕事をしているのですか」を聞かれたときに、すぐには答えられないくらいでちょうどいいと思います。

    ・朝、バナナと牛乳
    ・毎日5分の瞑想
    ・毎日3つの嬉しいこと日記

    ・人に会ったら3ついいところを探す
    ・人の話を聞くときは少し口を開ける

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著者プロフィール

英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとしてTV番組に出演。その後、活動をビジネスやアカデミックな方向へ転換、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家として活動。著書は累計400万部。ビジネスや健康法、恋愛や子育てまで幅広いジャンルで人間心理をテーマにし、YouTubeや独自配信アプリ【Dラボ】にて動画配信を精力的に行っている。趣味は1日10~20冊程度の読書、猫と遊ぶこと、筋トレ。

「2024年 『ダークメンター』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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