- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046016768
作品紹介・あらすじ
NHK有働アナ、池上彰さん……あの人の「感じのよさ」にはコツがあった!
勤続20年以上のNHKアナウンサーが実践する
雑談、聞き方、人前での話し方を全公開
『あさイチ』『小さな旅』『ラジオ深夜便』『きょうの料理』
オリンピック中継、NHK歌謡コンサートなど
人気番組のエピソード満載!
雑談から大勢の前で話すとき、飲み会、仕事など
あらゆる場面で「使える」1冊です。
<雑談のコツ>
●人を感動させるには「事実」こそが最強
●「いちおう」「できるだけ」はNGワード
●難しい言葉を知らなくても「語彙力」は増やせる
●相手が辛いとき、悲しいときは「何も言わない」
●話し方にTPOは不要。いつも同じように話す
<聞き方のコツ>
●お年寄りや子どもに「視線の高さ」を合わせる
●すべてをメモにとらない――固有名詞、数字、キーワードだけ
●相手の「息」に合わせて質問する
●相手が言葉を捜しているときは「5秒間、黙る」
●相づちはローテーションさせる
<わかりやすさのコツ>
●一文は短く、1センテンスで1情報
●「見ればわかる情報」は言葉にしなくていい
●話す内容を「4コマ漫画で描く」と自分の言葉になる
●話は「現在」を起点にする
●100の抽象論より、ひとつのエピソード
<人前で話すコツ>
●『ラジオ深夜便』は「みなさん」と言わない
●沈黙は怖くない。プロだけが知る「間」の使い方
●メモをつくるなら「話し言葉」で
●「目」が届いている場所には、声も届く
●会議や打ち合わせは「最初のひと言」が大事
感想・レビュー・書評
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これは話し方だけではなく書き方の勉強にも、聞き方の勉強にもなる良本。話すことから逃れられる人はいない。会社でも私生活でも役に立つ話し方を教えるこの本は未来永劫教科書となるんだろうな。
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良いコミュニケーションの基本は聞くことだと再認識させられた。
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●自分が目立つということではなく、情報にどうこだわり、どう見せるか、という部分にそのアナウンサーの個性が出る。オリジナルな視点を持っているほどアナウンサーとして個性的。
●人は聞きたいことにしか耳を傾けてくれない。自分か伝えたい内容は相手は求めてないかもしれない、あるいは受け止め方が違うかもしれないということを前提に話す。
常に相手意識をもつ。わかってもらえただろうか、自分はこう理解したけど相手の意図している内容と一致しているだろうか。
相手が何を考えているかを意識しないと、話はいつも一方方向になる。目の前に人がいても、一人で話しているのと同じ。
●インタビューは相手が聞きたいことを聞く。力があるし、表情が生き生きする。
●意見は言わない、話をまとめない。まずは受け止める。人が言いたいと思っている結論に辿り着くには、9〜10のもやもやとしたものがある。もやもやを相手と一緒に取り除き、結論を探してあげる。
●人に対する温かい好奇心をもつ。
●話す内容を4コマ漫画に描くイメージで。話す内容は現在を起点に。今はカフェをやってるんです。3年前に…
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準備9割・抽象的な話よりひとつのエピソードトーク
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人に話をする、プレゼンするなどの時に気をつけるポイントが書かれた一冊に仕上がっています。
NHKという当たり障りなさすぎてつまらないと思われている話し方が実は相手に伝える方法としては一番理にかなっていると再発見する内容。
特徴ないようでアナウンサーそれぞれちゃんと個性を持ってらっしゃる。 -
2017/04/20 読了 話し方、会話の広げ方、インタビューの仕方など、興味深い。傾聴すること、事前に準備することなど、基本だけどできていないことを再確認させてくれる内容。
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準備をきちんとするとか、人の気持ちを考えてとか
当たり前っていえば、そんな感じで
新鮮味がない内容なんだけど
アナウンサーさんを身近に感じていれば
親しみがあっていいかも
自分は、NHKよく見るので(笑) -
NHKが書いた、好かれる話し方の本。
当たり前だがとてもわかりやすく、素晴らしい! -
NHKアナウンサーが旨とするのは「うまい話し方」ではなく
相手のほしい情報を的確に届けるための「聞いてもらえる話し方」
06 大きさ、形、感触、色……映像が浮かぶように話す
16 自分が聞きたいことではなく、「相手が言いたいこと」を聞く
27 「1分中継」では9割の情報を捨てている
38 メモをつくるなら「話し言葉」で
42 準備をしているから、とっさのアドリブが効く
など話し方のコツを50項目
勤続20年以上のアナウンサーへのインタビューをもとに解説