彩雲国物語 黎明に琥珀はきらめく (角川ビーンズ文庫 46-16)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044499167

作品紹介・あらすじ

藍州から帰還した監察御史の秀麗に届いた、驚きの報せ。なんと、吏部侍郎の絳攸が投獄されたというのだ!罪状は、侍郎として、尚書・紅黎深の職務怠慢を止められなかったというもの。そして絳攸を追い詰めたのは、秀麗の天敵である御史・陸清雅。このままでは絳攸が辞めさせられてしまう!!この危機に、彼を弁護するため、立ち上がった秀麗だけど!?いよいよ絳攸の過去も明らかに!?国民的人気シリーズ待望の第13弾。

感想・レビュー・書評

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  • 2023/01/02

    p209
    「俺はお前の師にふさわしくなかったな」
    「それを決めるのは絳攸様じゃなくて私です。私の師は絳攸様一人きりです。他に誰もいません。私のたった一人の師でいてくださいね。絳攸様が必要なんです」

  • 十三姫の甲斐性がありすぎる問題

  • 終わりに向かってる感じがするー!

  • 次は絳攸か…。
    1巻の頃からは考えられないくらい
    シリアス度が増していくぞ。

    王様、頑張ってるのになぁ。
    頑張ってるだけじゃ足りないなんて
    ツラい話だなぁ。

  • 絳攸様のお話。藍家が終わったと思えば、紅家。王の周りが本当に終始バタバタしているヽ(д・≡・д)ノ
    茶州で重たい話が来たなぁと思い、一段落したなぁと思ってたらこれよ。多分絳攸問題が収束しても、色々収束しないんだろうなぁ…それどころか、って感じを匂わせつつ…早く明るい未来が来てほしいものです!!

  • 絳攸の周囲にいる百合姫、劉輝、紅黎深の見えない思いがつづられていて心があったかくなった。

  • 新たな展開の序章的な感じ。
    大きなうねりがきそう。

    2017.7.12

  • 今回の話のメインは李絳攸。養い親の紅黎深との関わり、秀麗との関係、この騒動を介しての黒幕の本当の狙いがどんどん明らかになってくる感じで、こんな背景で物語が進んでいることに今まで気が付かなかった。(会話劇の面白さに目を取られて、事件がどのような狙いで起こっているのか全然注目していなかったからかもしれない)。王の周りから藍紅家両家を締め出し、黒幕は何を考えているのか?。そのことを知らずにいる劉輝や秀麗は今後どうかかわっていくのか?。話が佳境に入っていた感じがする。次も勿論読んでいこうと思う。

  • 「彩雲国物語 黎明に琥珀はきらめく」

    今回はもう1人の王様の側近の話し。
    いろんな圧力がかかって、けっきょくこの側近も王のそばから引き離される。

    何かが変わろうとしている。
    そんな不穏な動きの中、この側近の生い立ちがとても切なく、また美しく描写されていて涙がとまらなかった。。

  • 楸瑛に続いて今度は絳攸が!Σ( ̄□ ̄;)全てが上手く収まるように秀麗ちゃんが頑張るけれど、どうしようもない事ってあるんだな( ´△`)でも最小限の傷ですんだと思う(^^)仲間の結束も深まった気がするし♪黎深は少し可哀想だけど(^^;)次回は秀麗ちゃんに素敵な叔父様と言われるように頑張って下さい(-_-;)最後の秀麗ちゃんの言葉は悲しかった(T-T)「光の記憶」も泣けた(ToT)

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著者プロフィール

茨城県生まれ。2002年10月「彩雲国綺譚」で第1回ビーンズ小説賞の読者賞・奨励賞をダブル受賞。03年11月、受賞作をもとに改稿執筆した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』で作家デビュー。同シリーズは11年7月に本編が完結し、累計650万部を超える大ヒット作となる。他の著作に「レアリア」シリーズ、『エンド オブ スカイ』がある。

「2023年 『彩雲国物語 十六、 蒼き迷宮の巫女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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