少年陰陽師 彼方のときを見はるかせ (角川ビーンズ文庫 16-31)
- 角川グループパブリッシング (2009年1月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044416331
作品紹介・あらすじ
時は平安。心の傷を癒やすため、玉依姫のもとに連れてこられた昌浩。だが、祈りを捧げつづけてきた玉依姫の最期の力が途絶え、気脈の化身である金色の龍がふたたび暴れ出してしまう。昌浩は神の力を取り戻すため、紅蓮といっしょに龍を倒し、地御柱をおおう邪念を断ち切ろうとする。そこで昌浩が目にした本当の敵とは-!?いま、玉依姫をめぐる哀しい真実が明らかになる。玉依編、完結。
感想・レビュー・書評
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そういう繋がりだったのか! と叫んでみたり。
ようやくこの痛々編完結いたしました。
が、読んでいて、本当にこれ1冊で完結? と
何度も首を傾げそうになりましたが、一応完結(笑)
しかしそういう落ちがあるとは、というのにも驚きましたが
なるほど…というものも。
誰しも傷を負い、それから目を逸らしつつ
癒えるのを待ちつつ生きていく。
それを乗り越えてこそ強くなる、というのは分かっていますが
痛すぎるのも問題ありです!!
しかし、人というのは憧れの人がイメージ外な事をすると
どうしてこうも「裏切られた」と文句を言うのでしょう?
それは勝手な想像で、勝手に作ってそういう箱に収めているだけなのに
何を持って「裏切られた」と表するのでしょう??
結局、その人と向き合っていなかった、というだけなのに。
むしろ、理想を具現化するのは脳内恋人だけにしてほしいです。
…多分、そういう問題じゃないとは思いますが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昌浩復活!
自称すごい陰陽師は今後もまた出てきてくれないかな…。 -
玉依編⑤
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記録。
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【図書館本】シリーズ26作目、玉依編5/5。
意外性のない展開だったけど、まるっと綺麗に収まって一安心。自称凄い陰陽師さんは場を和ませてくれて、本当いいキャラだなぁ。脩子ちゃんは脩子ちゃんで今後も活躍しそうだな……。で、目指してた伊勢はどうなった……の?
「心の傷」がテーマだったので、重く暗くしんどかったけど、これを乗り越えたからこその未来に期待している。 -
玉依編完結
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玉依編、最終巻。やっと読めた。
重苦しい物語だったけど、最後はさわやかに終わってめでたしめでたし。