僕の見た「大日本帝国」 (角川ソフィア文庫 M 110-1)

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  • 角川学芸出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044094256

作品紹介・あらすじ

十字架と共存する鳥居、青い日の丸、見せしめにされている記念碑…。かつて日本の領土だった国や地域に残るあまりにも唐突で不可思議な光景の理由は何か。忘却でも禁忌でもなく、戦争を知らない世代だからこそ、埋もれてしまった「あの時代」を丸ごと見つめ直したい!逃れられない衝動に突き動かされ、自らの足で「大日本帝国」を踏破。教えられてこなかったアジアと日本の歴史をたどる渾身のノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • 14.09.23読了。戦時中の日本の足跡をたどる旅をする筆者、サハリン、台湾、韓国、北朝鮮、中国東北部、ミクロネシア。筆者が予想していたよりも「近くて遠く」「遠くて近い」国々だった。特にサハリン、中国東北部、ミクロネシアが印象的でした。

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著者プロフィール

フリーライター。1970年(昭和45年)大阪生まれ。旅・現場・実感にこだわった作品を発表し続けてきた。近年取り組んでいるテーマは、日本が抱える国境離島の問題と防衛のあり方、さまざまな親子のかたちと共同親権、入管法改正案や移民の是非など。こうした賛否の分かれる国内の政治的な課題について、イデオロギーに追随しない、まっすぐで公平な取材・執筆にこだわっている。旧日本領のその後を訪ね歩いたルポ『僕の見た「大日本帝国」』(2005年、情報センター出版局)、書斎の床が本で埋まった体験を出発点に本と人の共存を考えた『本で床は抜けるのか』(2015年、本の雑誌社)、爆発的な経済成長を遂げた中国を四半世紀ぶりに回った『中国の「爆速」成長を歩く』(2020年、イースト・プレス)など話題作多数。

「2023年 『誰も国境を知らない 令和版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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