- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044007270
作品紹介・あらすじ
街で、庭で、山や森で。花束や食材として。私たちの暮らしの中で、植物を目にしない日はほとんどありません。ところで、そんな身近な草木や花々、野菜や果物は、どうして「その形」をしているのでしょう。葉や枝や根、花や果実が、それぞれどんな理由でいまの形になったのか、豊富な図版をもちいて基礎からやさしく解説する植物学入門。
感想・レビュー・書評
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面白かった~。
植物をとても科学的に考えている。
どうすれば光合成が一番効率がよいのか。
子孫を残すためにはどうすることが最善なのか。
光、二酸化炭素、窒素を必要量を確保するのか。
植物のことだけれど、考え方がとても科学的なので、人生の中で考え方がすごく参考になる。
是非若い人にどんどん読んでもらいたいと思います。
いや~よい本に出会いました。。 -
Na図書館本
ブクログの繋がりで。ご紹介ありがとうございました。
とても優しく丁寧な先生から授業を受けているようでした。
葉っぱはどうして平たいのか、に始まり、ちょっとしたコラム交えて楽しい。茎って同じ種でも競争なんですね。スタートダッシュが勝負のようです。
植物間の光競争について。ゲーム理論の囚人のジレンマ登場には驚きました。
確かに風が強くて斜めの葉っぱをつけた方が有利でも、裏切って地面に平行な葉っぱをつける植物がでたらそっちが有利なのが実際。斜めの葉っぱが優占するってのは、逆に言えば競争が激しくないってことらしいですよ。
生物の宿題に、この本の読書感想文をかいてもらったら、植物のことが大好きになるんじゃないかなぁ。-
mei2catさん
こんばんは。
読んでくださったのですね。
ありがとうございます。
なんだか物の見方が変わる一冊で、わたしにとっ...mei2catさん
こんばんは。
読んでくださったのですね。
ありがとうございます。
なんだか物の見方が変わる一冊で、わたしにとっては目からうろこでした。
素敵なレビューもありがとうございました
これからもよろしくお願いいたします。2023/02/05
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大変面白い本でした。
私は理科の理解力が酷く低く
特に物理化学は規格外れなんですね。
ときどきわかりやすく書いたものを読み、
ちょっとわかった気になったりしても
「だからなんなの?」でおわり。
でもこの本は生物であっても物理化学と繋がっているんです!
こういうところから物理化学に入っていけたらいいのかも!
〈生物においても、科学的な考え方の論理の筋道がきちんと通っていることがわかります〉
〈植物の形は、誰の目にも見えるのですが
じつはさまざまな機能を反映しているものであることを伝えたいと思ったのです〉
理解して想像するのにちょっと時間かかったけど
だいたいわかって楽しかったです。
とくに注の部分が、こんなに面白い本は初めて。
で、個人的には理科の能力がアップした気でいたんですが…。
7年前にこの本は単行本で出版されました。
その後中学・高校・大学の入試問題あちこちに使われたんですって!
やったね!!
でもそれは生物の問題ではなく
国語もしくは小論文の問題だったそうです…。
ということで、私の理科能力のアップではなく
この本は文系の本だったのだ、と思いました。 -
“仕組み”より“形”を主眼において解説されていておもしろかった。特に最後の章での専門家タイプのと万能型タイプの区分けはたしかにそうだと思う。植物という動かぬ物にややデザイン的な見地からまなざすのもおもしろそうだと思った。
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植物って面白い。
植物自体が面白いのもそうですが、この著者もその面白さを存分に引き出してくれます。
職業柄、少し植物に関係しているので、何気なく取ったこの本でしたが、結構面白かったです。
生物としてどう環境に適応するのか、適応しようとした結果、植物の形が色々あるんだなと非常に感銘を受けました。
こう言った何気ない日常も、少し面白くしてくれる本が大好きです。 -
植物の形には意味がある (BERET SCIENCE) 2016 の文庫化か
https://calil.jp/book/4860644700 -
文字通り植物をその形から考察している。それ自体も非常に興味深く楽しく読むことが出来たのだが、それに加えて「科学的に考えるとはどういうことか」ということも教えてくれる良書である。注にも見逃せない視点が多く必読。効率化は複数の評価軸で判断しなければ後悔することになるという言葉が心に残る。
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章が短いので手軽に読め、図が多いので飽きずにわかりやすく読める。特に第二章がわかりやすく興味が湧いた。内容も、この本を読んで興味を持ったら勉強してみてくださいというスタンスなのでそれほど難しくない。ただ、写真はカラーが良かったな。
はじめにが面白く、買う決め手になった。
注釈が面白い。授業中の先生の小話みたい。
国語の入試問題になったそうなので読んでおくと役に立つかも?
参考になる本がコメント付きで紹介されているので、他にも読んでみたいという場合に良い。まさにスタンス通り入門書。
なぜ、という言葉には、目的を聞く場合と、仕組みを聞く場合がある。
効率化を旗印にした主張に耳を傾けるときは、複数の評価軸によって検討しないと後悔する。
教育者は人を褒めるところから始める。
なぜという疑問は、どのようにという疑問と比べると実験的に証明するのは難しい。 -
とても勉強になる!
植物を観る目が変わります
コメントありがとうございます。
とてもよい本だと思います。
よければ是非。。。
コメントありがとうございます。
とてもよい本だと思います。
よければ是非。。。
はじめまして。
先日はフォローしていただきましてありがとうございます♡
いるかさんの本棚が魅力的ですー!
これからたくさん参...
はじめまして。
先日はフォローしていただきましてありがとうございます♡
いるかさんの本棚が魅力的ですー!
これからたくさん参考にさせていただきます。
よろしくお願いいたします♪
コメント ありがとうございます。
本棚は、みーママさんのように整っていませんが、その時に読みたい本を...
コメント ありがとうございます。
本棚は、みーママさんのように整っていませんが、その時に読みたい本を適当に読んでいる感じです。
こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします。。